ここんとこ、統合失調症の次男の症状に右往左往し、悲しみの涙にくれております。
とはいえ、それなりに自分の恵まれた環境にも感謝はしていますよ。
まず、医療の整った日本社会はありがたい。
国民皆保険制度にもありがたさを十二分に感じています。
薬の発達もありがたい。
100年前なら次男はここまで回復できず「病院に隔離せざるを得ない」状況になっていても不思議ではなかった。
本当の重い症状は薬の力で緩和されていますから、それはとてもありがたいことです。
そして、次男の買い物癖、ポチリ癖は一旦ましになっています。
それでも昨夜はお店の方に勧められたものを買ってきてしまい、本人なりに落ち込んでいます。
だからそういう店に近付かなきゃいいだけのことなんですけど、どうしても徘徊したいらしく、晩御飯後に繁華街に徘徊に行く。
昨日はワタクシ、ついて行ったんですけど、行く途中でワタクシに悪態をつき始め、そうこうするうちにはぐれてしまったのです。
電話かけても出なかったし。
前置きが長くなりましたね。
そんな毎日を送るワタクシなのですが、本当にありがたいことに、62歳から「老齢厚生年金の特別支給」というやつがいただけるのです。
( ̄▽ ̄)
年金支給は65歳からです。
ワタクシは私学共済の加入期間も結構ありました。私学共済の年金支給は65歳から。
国民年金の加入期間もありました。国民年金の支給も65歳から。
厚生年金だってほんとは65歳から。
でも、女性に限って(年金支給が60歳スタートから65歳スタートになったことの)過渡的な措置として、ワタクシの年齢では62歳から一部いただけるのです。
写真を。
ね。
年間で27万ちょっととはいえ。ありがたいお話です。
で、更に昨年1年間、体に不具合を起こしながらも「ピッキングと梱包」バイトをフルタイムでやりまして、厚生年金に加入したことでもらえる額が変わっています。
28万あまりに増えている!
もちろん、その分給与から引かれた金額はあったわけですが、労苦しただけのことはあったというわけです!
ですので、皆さん!
教訓は:
1.加入するなら厚生年金
2.60歳を超えても厚生年金加入ができるような仕事をするメリットはある
3.くれぐれも健康を損なうな(結局医療費かかっちゃいます)
です。
若いワーキングマザーの皆さんも、できるだけフルタイム仕事を続け、厚生年金の支払いをして「もらえる婆さん」目指してほしいです。
旦那の扶養に入って負担なく厚生年金の支給を受ける、という人生もあるでしょうけど、
あーこれが自分が労苦してきた証なんだ
と思える充実感も捨てがたいです。
「もらえる婆さん」まで生きられたことも感謝ですね……。
今朝は散歩のときに4、50代で亡くなった台湾の友人たちのことを思い出し、「見たい未来もあったやろうなあ……」と思うと、それにも涙したワタクシです(次男の買い物癖についても泣いていたのだけど)。
まあ、人生観それぞれなんで仕事は無理にとは申しませんが。
(;^ω^)
事情が許せばということで。
仔羊おばさん