2023はどんな年だったかというと、世界情勢は不安定化した。
ロシアとウクライナの戦争は終わっていない。
その上にハマスとイスラエルの軍事衝突で多くの民間人が犠牲になり、今再びイスラエル問題、アラブの問題を世界で考えないといけない……。
この2つの戦争で、カンボジアやミャンマーや香港の問題などがかすんでしまった。
今年もまた、戦争の早い終結を祈り続けた一年だった。
自分とは一見、無関係であるけど、物価が上昇すれば生活は苦しくなるし、年金額は相対的に目減りすることになる。
万が一でも日本が何かに巻き込まれれば、子供や孫の人生は大きく狂ってしまうだろうし、大きい悲劇につながる可能性もある。
ワタクシだって、病院のベッドの上で病死するならまだしも、空襲なんかで死にたいとは思わない。
一方、関西地区も違う意味で「怒涛」だったのはプロ野球のオリックスがリーグ3連覇、そして阪神タイガースの38年ぶりの日本一でした。
そのですね。
阪神って滅多に優勝しないんですよ。
優勝争いは結構するものの、優勝は滅多にない。
今年はシーズン始まりからタイガースの調子は良く、阪神ファンは「今年は優勝や」なーんて落ち着きませんでしたけど、そんなの毎年のことですから。
何とも思いませんでした。
6月に短期仕事で横浜暮らし。
8月上旬はなでしこJAPANのW杯を見にニュージーランドへ。旧友との再会も果たすことができました。
11月には再び横浜で短期の仕事。
横浜暮らしとワールドカップ観戦はワタクシの積年の願いでありました。
そんな夢を一個一個叶えながら、秋を迎えました。
ワタクシは春も夏も阪神の優勝など信じてはいませんでした。
それがです。
なんか「あれよあれよ」でしたよね。
そんな中です。
次男の統合失調症の再発。
初めてこの病気に遭遇した時はなんせ初めてのことで、「びっくり」が結構ありました。病院に連れていくのも一苦労で、難儀でした。
症状も初めてで、子供の性格が変わってしまうことにとまどうばかり。
でも再発の今回はやたら悲しかったです。
後悔も波のように押し寄せてきました。
将来、次男の病気の再発を思い出す時、タイガースの優勝やウクライナの戦争を一緒に思い出すのかな。
望
長く望んできた夢がたくさん叶った一年だった。
次男の回復を心から望んでいる。
年末の誓い。
心はいつも泣いている。
中学校の時にさっさと10分くらいでできていたことが、今は30分かかるし、ずっと様子がおかしかったりする。
この病気は回復に半年、一年、もしかしたらもっとかかるかもしれない。
最近は、心で泣きそうになる時
この嘆きは来年にとっておこう。
( ̄ー ̄)
と思うことにしている。
来年の年末も似たような感じだったらその時に嘆こう。
今は、回復を望んで信じて前に進もう。
自分は自分の夢を持って、それを追うことにしよう。
仔羊おばさん