カタールワールドカップも終わり、その熱もすっかり冷めましたね。
日本はグループリーグを見事1位通過しました。
さて、事前の予想はどうだったか?
AIの事前予想では日本のグループリーグ突破の可能性はワタクシの記憶だと38%くらいだった。
30%以上もあるじゃん!
と、思ったけど、同じグループのドイツ、スペインはそれぞれ7割台、8割台でした。
また、多くの元日本代表選手で、今は解説などで活躍する方々の事前予想も初戦のドイツ戦は「ドロー」だった。
「ドローで十分!」
「ドイツは強い」
という評価だった。
また、前回大会でドイツは初戦の敗戦ともに、グループリーグを突破できなかった、という悔しい失敗体験を積んでいる。
強いチームが「初戦大事!」というマインドで望んでくると思うと、それほど怖いことはなかった。
おまけに日本ードイツの試合の前日(だったと思う)、サウジアラビアが強豪アルゼンチンを初戦で破った!
( ゚Д゚)
世界は驚愕し、サウジは翌日「祝日で休み」となった!
ますますドイツは締まってくるがな!
ワタクシはAIじゃないけど、AIと同じ結果予想をしていた。
初戦ドイツ戦に勝てるとはあまり思わないほうがいい……。
さてさてワタクシたちは今、その時の「未来」にいる。
日本はまさか、初戦ドイツ戦に勝ち、その後グループリーグ首位突破を決めた。
言っとくが、ドイツはやはり強かった。
グループリーグ3戦目、コスタリカに見事2点差で勝利している!
日本‐スペインがドローであれば、得失点差でドイツが抜けていた点差だった。
やはり、実力はあったのだ。
日本の勝因は様々あるだろう。
今回のワールドカップで非常に印象に残ったのは、ブラジルが決勝トーナメントで負けて、ワールドカップを去った時の朝日新聞のスポーツ面評論だった。
「ブラジルが負けてワールドカップを去る時、特別な哀愁、悲しみを感じる」というような内容だった。
サッカーの本当の楽しさを体現しているチームが世界大会で敗退する哀しさ。
ワタクシは「柔道」を思い出しました。
日本人選手が柔道本来の楽しさを体現する「柔道」、例えば「1本を取りに行く豪快で見ている側にもすがすがしい柔道」を志向していて、強くても「勝ちを目指す柔道」に敗れた時の悔しさ。
もしかしてサッカーの世界をずっと見ている人には、そういう悲しさがあるのかもしれない……。
でも、日本にとっては今回のワールドカップでのグループリーグ首位突破は歴史に残る大快挙、なワケで……。
いろいろごちゃごちゃ書きましたが、とにかく、このブログで一つ強調したいのは
未来はAIの予想通りにはならない。
ということです。
カタールワールドカップは、そういうことを知った記念すべき大会になりました。
仔羊おばさん