すみません!
<(_ _)>
前回の⑥は「下書き保存したつもり」で「公開してしまった」という基本的なミスを犯しました💦
お詫びいたします。
さて、雇用される時、また雇用されている時、「あー自分にはハンデがあるなあ」と思い知る時、どうやってこのハンデを逆転するか、ってことです。
今ワタクシは、そういった時期を過ごしてきて「克服した」という実感はみじんもございません。
ああすればよかった
こうすればよかった
と、後悔しているのです。
ジェンダーの問題だけではありません。
外国人として雇用されている方も
ひとり親として働く時も
介護やちょっと深刻な病気を抱えて働く際にも、きっと「自分にハンデ」を感じることはあろうかと思います。
ワタクシもものすごく感じていました。
夫がいても、子育てとフルタイム仕事の両立は「もう生きてるだけで精いっぱい」でした。
だから職場で上司の評価を受けたり「目標管理カード」なるものを記入したり(させられたり)すると、不公平感でいっぱいでした。
そんなん、自分に他の社員と同じ働きができるわけがない!
と、思っていたのです。
思い返してみて、ワタクシに決定的に欠けていたのは
セルフプロデュース
というものだったと思います!
ハンデを抱えて働く全ての方に、この「セルフプロデュース」能力、またその視点を持つことをお勧めしたいです。
それがハンデの克服につながっていくと思います。
まず、やはりそういったプライベートなことについて、上司や同僚に理解を求めておく、というのは是非ともやっておきたいです。
事細かに言うくらいでちょうどよいくらいです。
まず、上司も職場も自分自身も「仕事でよい成果をあげたい」というのは共通目標ですよね。
最初にそれを確認したうえで、そのためには自分はこんな生き辛さを抱えている、それを緩和するには……ということを伝える。
(お見事にワタクシはやってませんでした……)
そして、裏には自分が評価において損しないように働きかけておく。
例えば私だったら、家庭の切り盛りがあるから早く帰らないといけない。定時で帰るけど、それは「定時で帰る」ということであって「早退ではない」から、それで評価に反映はしないでほしい、という要望を伝える。
上司が「いやそれはおかしい。プライベートな時間を削って働くものは評価に値する」と言ったら、それはそれでその職場の異常さが浮き彫りになります。
それも職場への貢献ではないですかね。
(私なら「だけど私は朝早く来ています」とか「休暇中も実際テスト作成してます」とか主張できることもあった。ただ、それも正しい行為ではないよね。「ただ働きの競い合い」うーん、ブラックだなあ。笑)
今は人手不足時代でもあるので、ハンデを持って働く自分を「人寄せパンダ」的に使ってもらうことも提供してよいと思います。
人手募集に自分を使ってもらうのを、積極的にアピールするという手です。
今は職場でSNS発信をしてるところも多いと思います。
ワタクシの職場でもやっていて、とにかく忙しい職場だったから、正直「SNSに載せるネタ提供に協力して」とか言われたら、すっごく迷惑だったんです。
でも、今思えば
自分アピールチャンス
じゃん!
やっときゃ良かった!
自分で自分をプロデュースして、自分を宣伝する。
でもねえ。
ワタクシがそういうこと、あまりできなかったし、しなかったのは、一つには受けてきた教育、二つには育ってきた時代の雰囲気、というものが影響しています。
例えば自分の行ってた女子校でも「自己アピール」という教育はなかった。
障がい者教育の現場でも、今後はそういう視点の教育をやってよいと思います。
ふり返ってみて、私自身はココロの中で「なんでこんなしんどい思いをしないといけないの?」「そんな働きながら家庭を維持するだけで死にそうなのにこれ以上ガンバレない」「ひどい職種だ」と嘆くばかりでした。
情けないヤツです。
同じ職場で外国人社員が日本語能力試験N1に合格したら手当とかあったんですよ。
ワタクシは中国語でそれにあたるものを持ってたのに、それをアピールすることをしなかった。
手当がもらえるかどうかは別として、大体が「ばあ」であるというだけで誰にも尊敬されませんから、ちょっとそういうのは小出しにしといてもよかった。
大体、「私はこんだけのことをしたから評価しろ」というアピールを全くしなかったし、そういう価値観を持ってなかった。
言わんでもほんとに評価されるべき人は評価されるやろ
と、考えていたのです。
まあ、アピールだけして実績大したことないって奴は「あいつは口だけは達者だ」と言われかねませんけど、今は「口だけでも達者ならええやん!」と思います。
「生きてるだけで精いっぱい」だったんで、そういう発想がなかったんですけど、嘘でもはったりでも「偉くなりたい」と言っておいたほうがよかったかなと思います。
そういう野心めいたことも、口にしといたほうがよかった。
別に本音のとこで「偉くなってもしんどいことが増えるだけじゃん……」と思っていても「最終的に上に立てない奴は淘汰にも遭う」ということもあるから、職業人としてははったりかましといたほうがいいかなというのが、今のところのワタクシの思いであります!
(`・ω・´)ゞ
仔羊おばさん