もうすぐ退職して1年になります。
再就職を願いつつもワタクシがプータロっていられるのは
1.住宅ローンの返済が終わっていて無借金
2.夫が働いている
の2点が大きいです。
そのうちの「住宅ローン」について今日は書きます。
ローンには大きく分けて元利均等返済と元金均等返済があります。
一つハッキリ言えることは、どちらにするか、悩んだほうがいいということです!
悩みに悩み、悩んだ末に選んだローンなら、返済も順調にしていけるだろうと思います。
問題は、どっちを選択するかです。
一般的には元利均等返済を銀行などからは提示されることが多いようです。
こちらを選ぶ人が多いということなのかもしれません。
こちらのほうが多く借りられる=こちらを選ぶとより高額な不動産を購入できる
というわけです。
しかし、ちょっと待ってください!
というのが、ワタクシの言いたいところです。
(; ・`д・´)
借金は1円でも少ない方がいい、と思いませんか?
よーーーく、考えましょう。
元金均等返済のほうが借りられる額は少ない。
そして、総返済額も少なくて済みます。
ワタクシは1999年、元金均等返済で住宅ローンを借りました。
金利が今より高いですよね。
当初10年間の金利が2.6%と3.6%です。
借入総額2370万円。
月々返済する元金額は47000円ぐらいにプラス9523円。合計で56500円ちょっと。
これに金利の返済が乗っかりますので
毎月46904円が返済元金。その横が利息(平成11年12月のところの利息分は42581円)
利息の欄を見ていってもらうと、毎月大体100円ぐらい少なくなっててるの、わかります?
もう一つの特別加算額の表は
平成11年12月のところから見てね。
返済元金が毎月9523円。その横が金利分です。12月は11971円。こっちは毎月30円ずつ減っていくような感じですね。
というわけで、ローンの初めは
合計で110,979円からスタートしました。
35年ローンのスタートでした。
当初10年間はそれでも金利がまだ低い。
これが11年目からは金利がどっちも4%に爆上がりです。
なので、当時のワタクシにとっては、たとえ元金均等返済を選んだとしても、可能な限り10年間でいっぱい返すに越したことはない、という状況でした。
ほんとローン返済は重かったですよね。
金額自体より精神的に重かった。
でも、結論から言うと、2回くらいの繰り上げ返済を経て、大体15年ほどで返済終了しました!
金利4%になってからもしばらく返済は続いたということです。
この「繰り上げ返済」時には手数料もかかるので、ある程度まとまった額を返したほうがいいにはいいです。
で、その際ですが、ワタクシは毎月の返済額をまた再び11万円くらいからスタート、というのにしてもらいました。
そのほうが元金の減りが早いからです。
元金均等返済の良いところは、返せば返すほど残りの金額が少なくなるので、返しがいがあるところですかね。
親からの援助はもらったので、あまり胸は張れなかったりしますが、ともかく住宅ローン返済は人生の一大事。
安易に多額の借金を抱えるのは避けたほうがベターです。
今、都市部の不動産価格が結構高くなってますが、あくまで身の丈に合った購入額&借金額にしたほうがいいというのがワタクシの考えです。
まあ、不動産の購入はどうしても買わないといけない事情があって購入、という運びになると思いますので、どっちのローンが絶対にいい、ということは言えないと思うんですけど、
ワタクシは
借金は少ない方がよい
と考えています。
で、今働かなくてもそうあたふたしないでいられるのは住宅ローンの返済が終わってるからなので、当時の選択はヨカッタ!
と思っていますし、繰り上げ返済のメリットは本当に大きかった。
本来、35年ローンだったら2035年まで返済が続いてた計算なのです。
早くにローンから卒業できてよかった!
(*'ω'*)
「爪に火を灯す」ように生きてきたってことですよ!
仔羊おばさん