新年あけましておめでとうございます!
「猫好き」の寅年生まれ、「仔羊おばさん」でございます!
つまり、還暦ですわよ。
まだ誕生日はきてないのだけど、この年で再就職を目論んでいます。
でも、正社員なんてそうそううまくいくはずもないから、アルバイトでもいいかなとは覚悟しています。
新年早々気になったのは、NHKの報道でした。
さりげないニュースなんだけど、それは「オミクロン株の流行で日本は外国人の入国をストップしている。そのことで介護施設では予定していた技能実習生が入国できず、深刻な人手不足が懸念されている。また、新しく導入された『特定技能ビザ』も期待通りに取得する外国人は増えていない」
といった内容のニュースです。
ワタクシが一言言いたいのは、「技能実習生が入国できないことで問題がある」という、その報道のしかたです。
その報道をしていた同じNHKで、「技能実習生問題」についてドキュメンタリーなども放送されてきました。
そう。
ワタクシが言いたいことは:
技能実習生制度に問題があることはわかっているんでしょう。
ならば、「技能実習生が入国できないから困りますよね」という報道はどうなのだ?
ということだ。
そもそも、人手不足に陥っているけどエッセンシャルな仕事について、もっとできることはないのか、どこまで政治は頑張ったといえるのか?
そういう職種はしんどい仕事なのに賃金が見合っていなくて、あるいはしんどい仕事で不人気というところに原因がある。
だったら、3%と言わずもっと大胆に賃金を引き上げる、とか、
夜勤があるなら週休3日制を認めるだとか、
社会保険の加入条件をそういう仕事に限っては緩和するとか、
年金増やすとか、
ロボットほか最先端の機器を導入しやすいようにするとか、
有給休暇を増やすとか、
まあ、現実にはそういうことが困難だから人手不足に陥っているのかもしれないけど、
「人手が足りないなら、安くても文句をいわない外国人人材を呼んでこよう」という安易な発想。それで外国人人材がどんどん入ってくる状態になったら、日本人の賃金も上がらないじゃない。上げる必要がないから。
でも、そんなんじゃあ外国人人材だっていずれ来なくなるよ。
もっと実入りのいい国に行こうと考えるもん。
( ̄ー ̄)
もちろん、技能実習生制度もうまくいっているケースは多く、受け入れ側も実習生もWin-Winである場合も多くある。
しかし、うまくいかなくて転職もできない制度のため、逃げ出してるケースもトラブルになってるケースもある。
ハローワークに行くと
介護の仕事は安くない。
介護の仕事の休みは少なくない。
介護はやりがいのある仕事だ。
ってものすごく宣伝してる。
けど、人手が不足してるということは、「他業種並」ではだめで「他業種以上」じゃないと根本的には解決しないでしょうね。
まして資格が必要で、技能も必要な仕事なのだから。
仔羊おばさん