50~60代女性の転職 from55life

長年のワーキングマザー経験から綴る今

退職後3か月の感想とまとめ

退職して、3か月が経ちました。

主婦生活も板につき、リズムが出てきたところです。そこで感じたことをいくつか書きたいと思います。

 

1.専業主婦にも週休二日制導入を

まず、ワタクシは「掃除以外の家事は大抵好き」なタイプです。

ですので、料理も洗濯もそれに付随する家事も苦にはなりません。

もしも統合失調症の子供に付き添う、というあれやこれやがなかったら、きっとお菓子作りとかやり出しそうです。

猫 料理 に対する画像結果

掃除は苦手ですが、今は時間に余裕がある=心に余裕がある なので、たまにはやりますから、このままほっとけば家の中も徐々にきれいになっていくこと請け合いです!

( ̄▽ ̄)

自信あり💛

 

でも、そんな風に料理好きの私でも、週に2回くらい休みはほしいとか思うので、

できれば週に2回くらい晩御飯は弁当買ってきて済ますとか、

日曜の夜くらいは夫に作ってほしいとか思います。

たぶんどこの主婦も似たような気持は持ってるはずで、そう理不尽なことでもないはずなので、ワーキングウーマンだけでなく、専業主婦でも週に二日ぐらいの休暇はあってもいいんじゃないですかね。むしろその方がやる気が増して、いろいろ工夫してできそうです。「充電」が必要なのは仕事だけじゃなく家事もそうなんだと改めて思い知った次第です。

休暇があったほうが質の向上が望めるかと。 

2.心の余裕が持てる程度の仕事で生活できるようにしていただけると

さて、ワタクシは本好きです。読書が好きなんです。

本屋さんも好きです。よく行きます。

で、図書館も好きで、今暮らしているところも「図書館に近い」が大きい決め手となってマンションを購入しました。そして、どうしても引っ越す気になれないのは、やはり「図書館が近い」と言う理由です。

にもかかわらず、この度退職するまでは、年間休日105日の企業では、なかなかその「近くの図書館」に行けなかった。

本屋には結構行っていましたし、本を買って読んだりもしていましたが、図書館にはなかなか足を運ぶことができませんでした。まず、平日は閉館時間までに行けないことがほとんど。月にたった2回の土曜休は持ち帰りの仕事が少しでもあると、もうそんな図書館に行く気にはなれず。日曜もばたばたで終了。何より、心の余裕がないゆえだったと思う。

で、退職して時間に余裕ができると、その図書館にも行くようになりました。

そう。

家の掃除もそうですし、自分の大好きな場所に行くこともそうなんです。

あるいは友人に会う、という行為もそうです。

十分な時間的な余裕

十分な精神的な余裕

この二つがあって初めて、人間は幸福感を感じることができて、ひいては夫や子供に優しい気持ちが持てるのだと、最近しみじみ感じています。

仕事を辞めた今は、かなり経済的に苦しくなってきているので、本が買えなくなってきてることも、図書館に足を運んだ大きい理由です。

掃除にしろ「図書館に行く」にしろ、とにかく精神的に追い詰められていた頃は、例えていえば「おぼれかけであっぷあっぷしている」状態でした。

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そりゃ、夫が「仕事辞めたら?」と言うわけだ。今にしてやっと当時の自分が客観的に見えます……。

ワークライフバランスのとれる仕事がほとんどだ、という日本になってくれれば、それこそが「持続可能」なのではないかと思うのですが。

 

3.「可もなく不可もなく」という女性は十分な賃金が得られないのかな

これは、昔ワタクシがとある企業で貿易関連の業務を務めた時に強烈に感じたもの。

その会社には、いろんな社員がいました。

 

 その会社が典型的なのだが、企業の本音について。

「有能な女性」はほしい。そうでない女性は要らない。一方、男性は有能でなくても力があってものが運べれば活躍の場があるので正社員でいられる。あるいは、なんとなく扱いやすいので職場にいられる。なんとなく社に居場所がある。

というもの。

業界により差はあるのだが、ざっくりくくると、

「可もなく不可もなく」くらいの女性はパートやアルバイトの非正規がやはり多いのかと……。

「エッセンシャルワーク」と言いながら、スーパーのレジも高齢者の介護職も、保育士さんたちもどうも賃金が低い。

 

 「ごくごく普通」の人が中間的な賃金が得られる、ということがいわゆる本当の意味でのギャップ解消、ということなので……。

 

私の目の黒いうちに、そういう社会になってる可能性は高くないなと感じる。

 

ざっくり総括すると、日本人は主婦も会社員もまだ「働きすぎ」で、却ってパフォーマンスを落としている、というのが今のワタクシの思うところです。

( ̄▽ ̄)

 ハハ

 

仔羊おばさん