50~60代女性の転職 from55life

長年のワーキングマザー経験から綴る今

仕事を男女で分けて考えるのは古いけど、待遇差があるのも事実

山﨑豊子の「沈まぬ太陽」を読んで、主人公が左遷されようが不遇に遭おうが、とにかく会社を辞めないで海外を転々とする姿。

それは、

すごいな

と思ったのです。

何がすごいって、そんなになっても辞めない方がよい、という判断の働く

待遇の良さ

をワタクシは感じたからです。

…世の中には、そんな会社もある…

( ̄ー ̄)

 

ところで、今回のコロナ禍の中、看護師さんたちの待遇の悪さが話題になっています。

それを、ワタクシの知る範囲内の看護師さんの待遇で言うと、

看護師さんたちの待遇は、女性の専門職としてみれば待遇はとても良いと思います。ただ、夜勤があるのでその点が難点です。

また、夜勤明けなどで実際、勤務時間の予定通りに帰れないとかがあるようなので、それも難点ですね。

でもそれって

介護

保育

教育

ぜーーんぶ、そうです。

 

ワタクシの業界もそうです。

ただ、夜勤はありません。

ただ、突発的に何か学生にあれば帰れないし、それは仕事の一部であるのに、仮に帰れずに仕事をしたとしても残業代などは出ません。

ワタクシの今の職場は、残った分他の日に振り替えて早く帰ったりできるのでまだましです。

前職ではそれもありませんでした。

結果、組織としては前職のほうが有名校で、学生の質も良く、学校法人で年間休日も多く、すばらしかったのですが、

収入自体は今の、年間休日が少なく、学生の質も良くなく、無名の学校のほうがはるかに良い、という矛盾が生じています。

 

もとい、そう、ワタクシの知る限りでは看護師さんたちの待遇は、女性の仕事としてはかなり良い方です。

それでも看護師さんたちの待遇は良くないのだという。

それなら、他の職種はもっと悪いです。

 

女性の多い職は大抵は待遇はよくないということです。

まあ、それは自分が選んだ道だから仕方がない。

嫌なら、もっと他の仕事をやればよかったんですから…。

(ノД`)・゜・。

泣くしかない。

 

そこで、ワタクシが考えてしまう一つのことは:

ホープ

ヨボ君

もう職場にいなくないったプライド高い君。

ホープ君は30代に突入したばっかなので置いとくとして。

 

40代のプライド高い君、ヨボ君、そしてもう一人の主任とも、40代でこの業界にやってきた。

給料額面20万円からのスタート。

女性と比べてはいけないのかもしれないが、機会が開かれているはずの男性で、40代でこの業界にやってくる男性陣を、ワタクシはどうしても尊敬のまなざしでみることができない。

ほんま、ゴメン。

m(__)m

 

そう、そしてもちろんと言うべきか、ワタクシはワタクシを尊敬していない。

日本語教師をしている、その自分を尊敬はできない。

そんな自分に、上司の方針で、

起立!

礼!

で礼をさせているのだが、礼をされるような人材でないことを自分で認識しているので、この業務命令が苦痛でしかたない。

そこで、精いっぱいのお辞儀を学生に返している。

( ̄ー ̄)

偉くないのよ、ワタクシ。

 

話がそれましたね。

 

ともかく、女性の多い職場は一般に待遇も低い。

それは事実なので、若い方々は業界を選ぶときによく考えたほうがいいと思います。

それでも、自分にとっては今の仕事はきっと天職だと信じているので、許される限りはこの仕事が一番稼げるのかも、とは思っています。

情けないけどさ…

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