50~60代女性の転職 from55life

長年のワーキングマザー経験から綴る今

現職への未練

そもそも、息子の一件(精神科にかかっている)がなければ、たとえ不満たらたらでも、

上司に狙い撃ちされて怒られ続けていても、

きっとワタクシは今の職場を動く気はなかったと思う。

その理由は、

今の職場でまだ成果らしい成果を上げていないから。

その一言に尽きる。

もう一つ言えば、来年度は、その成果があげられそうなのだ。

その、絶好のチャンスを前に、今の職場を離れて、またまた給料が減る状況に自分から飛び込むことは、なんか、自分として満足はできない。

可能なら避けたい。

現職への未練はたらたらだ。

 

でも、子供をまた一人に放っておくことはできないと思う。

大学のある場所で一人暮らしをさせたら、また生活できなくて、万引きやら犯罪に走ってもおかしくないだろうし、

精神科にかかったり、学校の相談室を利用したりするのにも

監視の目というか、親の管理が必要だと思う。

 

それで自分が仕事を辞めるのは、まあいたしかたもない。

不安は大きい。

生活の面とか老後のことを考えるとか。

よく考えれば、自分の病気のこともあるから、転院も…と思うと、なかなかに生活拠点を移す、というのは容易なことではない。

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12月の末ごろ決めるとして、あと1か月ほど。

その一か月で子供の病状が劇的に改善するとも思えないから、

やっぱりワタクシの決断の時は迫っているのだと思う。

 

まさかワタクシの人生に、こんな時がやって来るとは思わなかった。

 

そう思うと、55歳での転職は

やってよかった

ともいえるし、

不必要な変化だった

とも言える。

でも、根本的に「転職」というのは広い世界を見るということでもあるから、

自分はたとえ転職の度に収入が減ったとしても、やはりその度に勉強にはなった。

そうプラスにとらえて前進するだけ。

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仔羊おばさん