ンなこと、言われなくてもわかっていますよ、ねえ!
でも「辞めたい」という気持ちになってしまうのは、実は、
逃げたい
が本音かと思います。
あるいは、長い有給休暇が取れるとか、別の部署で働けるとかがあると、仕事って続くのかもしれません。
ワタクシの知ってる人は、結構、職場を転々とする人がいます。
まあ、ワタクシも若い頃はそうだったので、人のことは言えません。
ひとつには、
よりよい待遇を求めて
もうひとつには、
ちょっとでもましな職場環境を求めて。
待遇は、まずは食ってくだけの収入と、生活が破たんしない程度のお仕事時間。
「勤務時間」でないのは、教師は持ち帰りのただ仕事が多く(作文のチェックとか授業の準備とか)、勤務時間だけで仕事が終わらないからです。
でも、「食ってくだけの収入」は、実際、日本語の先生では厳しいと思います。
独身ならいざ知らず。
我が職場の「スギゾーさん」が辞めたのは、それが主な原因ですから。
ワタクシ自身は、そういう意味では「日本語教師でメシを食ってきた」数少ない者のうちの一人だと思う。
神様ほんまありがとう。
ちょっとでもよい職場環境
は、例えば「学生の質」
そして、同僚の雰囲気と質。
上司。
この業界はメシ食ってくのがキビシイ業界ですから、あんまり期待しちゃいけません。
いい人材は、他の業界に行くんだから。
って考えるとね…
自分自身が悲しくなるのね。
私も「人材じゃない」し、
「変わった人」だし、
きっと無能者…と思うとね。
この業界にいることの、一番の悲しさはこれなのかもしれない。
けど、正社員ならやっぱり転々としないほうがいい。
どうせよそも似たり寄ったりだし、
転職の度にボーナスが途絶えるし。
そして、条件のよいところの職は、密かに、かつ
虎視眈々と
狙うべし!