ワーキングマザー時代。
仕事に100%を投入できる環境にある、健康な独身の方だとか、男性社員の方だとかと、全く同じ評価の方法で評価されていました。
それは「平等」というもので、それに文句をつける筋合いはありません。
が、仕事のスタートラインに立ったその瞬間に、すでに
子育てで疲労困憊している
という現実が言葉で形容できないくらい重かった…。
それでもそれなりに評価を受けた時、自分は知っていた。
実力じゃない、たまたまだ。
と。
それくらい、評価と言うのは、実はいいかげんなものなのです。
ワタクシの場合は、当時の「評価シート」に、学生の出席率だとか各種試験への合格率だとか、有名校への進学率だとかが並んでいました。
「結果」「成果」ですよね…。
そりゃね。
全く自分の力がそこにはない、とまでは言いませんよ。
でも、じゃあ、ドンダケの努力の結果やねん、って言ったら、
家庭の家事、子供の世話、とフルタイムの仕事を維持するだけで精いっぱいの努力であって、それ以上何か自分にできる力があったかと言えば、自分の実感としてはありませんでした。
人から見てどうこう…は、問いません。
同様に、
家族の介護を抱えている
病気と闘っている
病気の家族がいる
などしながら働いている方々も
仕事に100%投入なんてできない
というのが現実だと思う。
そういう現実は、小出しにでも同僚や上司には伝えておかれることをワタクシはオススメしたい。
私がそれをしなかった後悔があるから…
職場で、損しちゃうよ!
さて、ワタクシは結婚が遅かったため、ドラ息子が「人生うまくいってない」に、今、再び翻弄されています。
大学の留年。
お金の浪費。
もはやワタクシは、「薬物の使用」を心から疑っています。
高齢の母のこと。
実家の処分だとか、サ高住への引っ越しだとか、心臓の手術するかどうか、とか。
(白内障の手術はもう決定。実はワタクシ自身も3月下旬に白内障の手術の予定)
こんなんで、
仕事に100%投入できない
が、今再び襲ってきています。
イヤ、ほんま、働くだけで精いっぱい
ですよ!
現状維持で100点満点。
そう考えると、中高年以降、そうそうも「成果」って言ってられない現実がある。
いついつまでも「両立」に悩む、この人生…。
( ̄ー ̄)
仔羊おばさん