キャリアアップについて考えて、書いてみたいと思ったきっかけは、ワタクシの同僚二人が、どうもそれを望んでないからーーーというのに端を発する。
特に、そのうちの一人は40代後半で、結構我が職場で期待されている一人だ。
女性。
で、ワタクシはこの方に対する期待を上司や他の人から聞いており、
一方でこの女性から「仕事をふられる」という愚痴というか文句を聞いているのです。
(>_<)
自分の能力を買われていることを喜ぶどころか「迷惑」くらいに思うー
ワタクシ仔羊にも、覚えがありますーーー
さて、キャリアアップを望むか望まないかについて、女性、男性でそう差があるわけではないのかもしれません。
ワタクシの職場でもそうですが、イマドキそうぎらぎらした上昇志向を持っていたって上昇できるとは限らないし、「ギラギラ」を嫌う人もいるんでしょうし。
とはいえ、ワタクシは特に既婚女性はこの「キャリアアップを望むマインド」を持ちにくいのかな、という仮説を持ってるんです。
自分自身がそうだったからです。
でも。
振り返るに、たとえ上昇志向がなくても、ふりだけでもキャリアアップについて考えたり、口にしたりしておくことは、実は大事なことではないかと。
今は思っています。
ではなぜ、キャリアアップについて仔羊はあまり考えてこなかったのか。
(=_=)
振り返るに理由がある。
まず、自分のロールモデルにそういう人がいなかった。
まずは、子供時代に自分の母親ってロールモデルの筆頭ではないかと思うのですが、
ワタクシの母は専業主婦でしたし、「仕事したい」気持ちもウチの母は持っていなかったので、なんか自然と自分もキャリアを持つなんて、子供の頃は考えてはいませんでした。
でも、仔羊が仕事を続けてきたのは、母が経済的基盤を持っていなかったから、ワタクシは絶対に仕事を続けようと強く思っていました。
次には、ワタクシ自身、結婚もして子供も産んだわけですが、その中でキャリアアップなんて
考えることも
想像することも
とにかく明日が迎えられるかということも自信がないくらい
忙しくて大変
でした。
ワーキングマザーの現実。
キャリアアップは「望む、望まない」以前に
「それについて考えるとか思うとかいう時間すらない」。
望む時間すらない
ワタクシもそういう時期を過ごしました。
たぶん子供が高校を卒業するまで…
だから、足掛け20年くらい?
もうちょっと割り引いても15年くらいは、キャリアとかそんなことなど考えられもしませんでした。
上昇志向がなかったわけではないと思うんですが、
とにかく人並みに仕事をするだけで精いっぱい。
それ以上のことなど考えられもしなかった。
続きはまた明日。
仔羊おばさん