50~60代女性の転職 from55life

長年のワーキングマザー経験から綴る今

なんで私は仕事を辞めなかったのか

 なんで人は仕事を辞めることになるのか

 って、なんとなくこのブログの底を流れるテーマになってきてしまいました。

…初めはこんなつもりじゃなかったんですが…

 でも、これまで書いてきて、「転職」「退職」と言ってもそれなりにいろんなパターンがあるなあ、と気づきました。今後書き進めていってパターンが出尽くしたら、一度まとめてみてもええなあ、と思います。

 今日、私の今の直属の上司が退職することが本決まりとなりました。

 昨年5月ごろ、彼女はもうすでに、この2月の退職を断言しとったわけですが、今年の2月に私はこの上司と学生指導をめぐって対立してしまい、なんとなく、その対立が最後の引き金になってしまった格好です。

 私はこの「対立」というやつがすごい苦手で、ほんま苦しかったです。

 あと、上司は人のできてないところを ぐさ!と突く方で、それもしんどかったです。(もっとも、それは上司として非常に良い面でもある)

 もう一つは、実は若い頃には上記のようなことがあっても「平気の平左」であった(はずな)のに、50代で衰えてくると、

 食欲なくす

 眠れない

 やせる(すんません。中年以降はストレスで太る人のほうが多いようなのですが、私は「痩せる」クチで、今やあばら骨が目立つほどの激やせです)

 動悸

 なんかの、目に見える、はっきりわかる身体症状が出てきて、もう自分でもびっくりしました。

 どれほど

深呼吸

 をしたことか。…自分なりの「マインドフルネス」もどき、ですね。

 正直、辞めることが何度もよぎりました。

 でも、辞めませんでした。「私は辞めません」と校長に言って、実際、辞めませんでした。

 なんで辞めなかったのか。

 

 老後に備えて稼ぐ必要がある。

 子供の学費。

 自分が間違ったことを言ったとは思えなかったし、学生のためにやるべきことをやったという信念があった。

 信仰を持っていた。

 学生に支えられた。

 せっかく正社員として雇われたのだからこの仕事を大事にしたい。

 雇ってくれた会社に貢献したい。

 やっぱ天職。結局、天職。

 「周囲がこうだから、自分の行動を変える」という生き方じゃなく、「自分がどうしたいか」を優先させた生き方をしたかった。

 どうやったら「生きて」いけるか、ちょっと知恵があった。

 なんぼなんでも1年で辞める気にはならんかった。

 

 あたりですかね。

 また、思いついたら書こうと思います。