なんで人は仕事を辞めることになるのか
って、なんとなくこのブログの底を流れるテーマになってきてしまいました。
…初めはこんなつもりじゃなかったんですが…
でも、これまで書いてきて、「転職」「退職」と言ってもそれなりにいろんなパターンがあるなあ、と気づきました。今後書き進めていってパターンが出尽くしたら、一度まとめてみてもええなあ、と思います。
今日、私の今の直属の上司が退職することが本決まりとなりました。
昨年5月ごろ、彼女はもうすでに、この2月の退職を断言しとったわけですが、今年の2月に私はこの上司と学生指導をめぐって対立してしまい、なんとなく、その対立が最後の引き金になってしまった格好です。
私はこの「対立」というやつがすごい苦手で、ほんま苦しかったです。
あと、上司は人のできてないところを ぐさ!と突く方で、それもしんどかったです。(もっとも、それは上司として非常に良い面でもある)
もう一つは、実は若い頃には上記のようなことがあっても「平気の平左」であった(はずな)のに、50代で衰えてくると、
食欲なくす
眠れない
やせる(すんません。中年以降はストレスで太る人のほうが多いようなのですが、私は「痩せる」クチで、今やあばら骨が目立つほどの激やせです)
動悸
なんかの、目に見える、はっきりわかる身体症状が出てきて、もう自分でもびっくりしました。
どれほど
深呼吸
をしたことか。…自分なりの「マインドフルネス」もどき、ですね。
正直、辞めることが何度もよぎりました。
でも、辞めませんでした。「私は辞めません」と校長に言って、実際、辞めませんでした。
なんで辞めなかったのか。
老後に備えて稼ぐ必要がある。
子供の学費。
自分が間違ったことを言ったとは思えなかったし、学生のためにやるべきことをやったという信念があった。
信仰を持っていた。
学生に支えられた。
せっかく正社員として雇われたのだからこの仕事を大事にしたい。
雇ってくれた会社に貢献したい。
やっぱ天職。結局、天職。
「周囲がこうだから、自分の行動を変える」という生き方じゃなく、「自分がどうしたいか」を優先させた生き方をしたかった。
どうやったら「生きて」いけるか、ちょっと知恵があった。
なんぼなんでも1年で辞める気にはならんかった。
あたりですかね。
また、思いついたら書こうと思います。