先日、オンラインでボランティア研修を受けました。
2025年大阪万博のボランティアの研修です。
その中で「良いリーダーとは」という項目がありました。
私自身もリーダー的なポジションにいたこともありますが、それよりもこれまで出会ってきた数々の上司の中に「良きリーダー像」というのがありました。
不思議と、大学を卒業して最初に就職した会社の上司の皆さんはどの方も良い印象が残っています。
パソコンの専門店に配属になったのですが、店長、課長、主任もどの方も尊敬できるきっちりした方々でした。
まず、残業は極力させないし、必要な注意はするけど、それ以外はサポートをしっかりしてくれました。
特に休暇に関する配慮とかは家族を持ってる社員にされてました。
土日休みじゃない職場なんですけど、家庭を持ってる方だと学校の行事もあるし、家族と一緒に遊びに行きたい時もある。
そういう配慮を店長はされていましたね。
あと、売り上げをあげることって大事なことなんだけど、無理をしない、させない。
中には売り上げを上げたように見せたくて嘘伝票をたたく店なんかもあったようですけど、うちの店長はそんなことはしませんでしたね。
それでもコンピュータ関連は右肩上がりの時代でしたから、店の成績は大抵良かったです。
ワタクシが思うに、業績と言うものは大きくはそういう右肩上がりの業界では上がり、そうでない業界は下がる、というのがモノの道理であるように思います。
ただ、いい加減なことをしてる店というのはお客さんにはばれるもので、社員がいきいき働いていたら、自然とそういう店に人はやってきますよね。
(*‘ω‘ *)
まあ、そんな思い出があります。
それ以降の企業ではですねえ。
総じて印象深い上司が多かったとは言い難いです。
でも、一つ言えるのはやっぱ、業績がいいと職場の雰囲気も良く、上司も良い。
業績の伸びがも一つだと、全体になんとなく良くない。
人間ってそんなもんだな。
だから、ワタクシのこれまで歩んできた業界で「良きリーダーとは」となると、
結果を出してる職場の長
である、というのが答えになります。
けど、結果を出すということは、業界全体が悪い中で驚異的に自分のとこだけ結果出すって人はまずいないから、結局は「時代の産物」みたいなことになってしまいます。
さて、ボランティア研修で「良きリーダー」の定義は何だったと思いますか?
ワタクシ、すっごく腹落ちしました。
その研修での良いリーダーとは:
もう一度一緒に仕事をしたい人
そうそう、それやん!
( ̄▽ ̄)
そう思いました。
腹落ちしましたわー。
ガンガラ上司(ガンガラガンガラ怒るからワタクシがつけた仮名)なんか、もう会いたいとすら思わんもんなあ。
新しい主任を急に発表して、古株の私らの顔を意地悪そうにうかがっていた上司。
あの上司もなあ。人道的な考えの持ち主で嫌じゃなかったけど、最後は「この人のいる会社には長居したくないな」とか思ったな。
その点、最初の職場の上司の方々は
もっと仕事を教えてもらいたい
ってずっと思ってたもんな。
思えばあの会社は待遇も良かったんですよ。
めちゃ給料がいいとかはなかったけど、学歴による賃金格差がなかったし、同じ電気製品の小売りの業界内では休暇も多いほうだったし、社長の話も毎回毎回心を打つもんがあったしなあ。
小学校卒業のたたき上げで、尊敬できる健全経営の社長。でも短命でした……。
上司でなくても、もう一度一緒に仕事をしたい人って、いてるよなあ。
根本的に誠実で、でも陽気で、どっか人に優しい。
大事なことやんな。
ワタクシ自身は、きっと影の薄い、頼りない、葉っぱでできた船みたいな上司やったんちゃうかな。
ちょっと情けない。
仔羊おばさん