我が社のよいところ
安定企業、私に限っては待遇悪くない。
そして3番目は「社員を鍛える社風」だ。
これはもろ刃の剣
みたいなもんなので、注意が必要だ。
社員を鍛えるのはいいことだが、鍛えられるのは結構苦痛だから離職率上がりかねない。
ワタクシは、若い人は、これを経験しておくことはよい作用もあると思う。
だから、そうねえ。
経歴にもよるけど30代より下だったら、こういう社風の会社を経験しておくことも貴重だとは思う。
どんな会社に行ってもとりあえず通用する社会人になれるだろうし
「あれに比べりゃまし」と思えて、次の会社での満足度は上がるだろう。
しかし、注意しないといけないのはその「鍛える質」だ。
ワタクシの経験でいえば、これも「東証一部上場」に軍配が上がる。
社会人になってから、ワタクシは結構いろんな企業を見てきている。
そして、自分を「働ける社会人にしてくれた」のは、やはり大卒で最初に就職した、
東証一部上場会社での社員研修だったし、
その後の職場での主任や課長、店長、先輩社員の働く姿
だった。
自分が若くて素直だったということも言えるけど、やはりそれなりの学びがあった。電話対応とか、未だに生きてるもんな、自分の中に。
その後働いた中小企業は、社員を鍛えるは鍛えるが、それはかなり「不公平」であることが多かった。
まあ言うなれば「目を付けた社員をたたく」ことが多いのだ。
これは今の上司「ガンガラ上司」にも言えることだが、社員教育の客観的な指標がない…ため…いや…あるにはあるな…あってもそれを活用する気は全くないみたいでガン無視!
そして、日々の業務で目についたものを指摘していく。
まあ、「なってない」ところをたたいていくのである。
それも悪くはないので、まあ若い方は経験と思って耐える価値はある。
ただ、自分が「上司」という立場になれば、若手といえど「働くモチベーション」は大事なので、ただ鍛えているつもりでも、若手にしたら「迷惑」ということもあることは理解しておいたほうがいいと思う。
それで「働く気をなくした」ら、なんか元も子もない気はする。
今の若手は「懇切丁寧」を比較的好むのかな、というのがワタクシの印象だ。
私なんかの世代は「勝手に学ぶ」ところが強く、それこそ板前さんとかが何も教えないで、その背中に学ぶというか、そういうのが日常茶飯事的に世の中にあり、自分もその影響を受けてか、
人を見て、
ああ、あないすんねんな(あのようにするのだな)。
と、納得する。
ところが、現代っ子は「何も教えられていないことはできない」。
まあ、当たり前なのだ。
いや、何にしろ経営に余裕のある企業であってはじめて
社員のモチベーション云々
なので、やはり東証一部上場や、人事部がちゃんとあるところ、社員研修を定期的にやっているところなど、見極めたほうがいいな。
ワタクシは、今の職場で
机の上をきれいに保つ
掲示板以外に何も貼らない
不公平に耐える
あたりは吸収させてもらったと思う。
どれもワタクシの意には染まないものだが、まあ
「上司に合わせてやった」
「好みに付き合ってあげた」くらいの感覚。
学生に「起立!礼!」させるのもそうだけど、これには辟易…。
でも、これも吸収したっちゃあ、吸収したし、そう、まさに
上司に合わせてやってあげている
のだ。
我が社よいところ、もう一つ。
いろんな価値観を知ることができた。
やな。
( ̄▽ ̄)
仔羊おばさん