最近「不適切保育」についての報道をよく耳にします。
その度に思います。
では、親は「不適切子育て」をしていないのか?
と。
そんなもん、答えは決まっています。
どの親が100点満点の穏やかな子育てをしてるもんですか!
そもそも「完璧子育て」をしてる親がいたとしても、それがその子にとっての「完璧子育て」とは限らないのが「子育て」ってもんなんです。
「超」のつく優しさが子供をだめにする例もいくらでもあるじゃないですか。
だから、仔羊がその考え方で思うに、
「完璧子育て」は存在しません。
それにそもそも、完璧・適切な子育てをしている親がそんなにたくさんいるとも思えません。
ワタクシだって子供をたたいたことはありますよ。
大声で怒ったことなんて、何回もあります。
そりゃ、「逆さ吊り」なんてしたことはありませんが、自分の子育てが「完璧・適切」だったとは思えません。
不適切保育が表ざたになるのは良いことだと思っています。
だけども、公表されたとしても、それを機に
もっと良い保育をしよう。
より良い保育士を目指そう。
と保育士さん自身が思えることが最も重要です。
それで
自分はだめだ。
とか、
向いてないから辞めよう。
とか思わないでほしいです。
実際、ワタクシも対人業務に長年従事して思うことですが、
対人業務にものすごく向いている人なんて、そうそういません。
たぶん1~2割くらいです。
(以前、営業マンもものすごく適性のある人はせいぜい1~2割程度だと聞いたことあります)
なんか、保育所が批判の的になってますが、親は自分の子育ても完ぺきではないのだから、反省して前を向く保育士さんを温かく見ていてほしいと思います。
一方で保育士さんの優しい声がけでほっとしている親も多いんですから。
(・∀・)
仔羊おばさん