一つ目はちょっと怖かった話です。
怖かったんで、即座には書けんかったです……。
それは、我が職場の同僚の中でも最も温厚で、穏やかなリーダーが口にした一言です。
その話を理解する前提として、我が職場の「暑さ」問題です。
ここに、ただっぴろい倉庫がある。
その半分が梱包エリアで、そこには4台のエアコンがある。
もう半分がピッキングエリアで、そこには上部に設置されたエアコンはなく、いろんな種類の扇風機があって(おそらくはコロナ対策として換気も兼ねて)それで暑さをしのいでいる。
どれくらい暑いかというと、30分もそこでピッキングすれば汗だくになります。
梱包エリアで働く私でさえ、足がつりかけたり、軽い頭痛ではもう驚かなくなりました。
熱中症対策は毎朝「水分補給」の声掛けがあります。
あまりに暑いんで、今はピッキングエリアにこれが1台置いてあります。
ちなみに、我が家近くの公共のセンターでエアコンが壊れていて、同じタイプのスポットクーラーが置かれています。
我が職場の10分の1か15分の1くらいのスペースに3~4台あって、もう十分な涼しさです。
つまり、あんなただっぴろいエリアに1台あっても効果なし、ということが言いたいんです。
ある時、休憩時間にロッカールームに戻っていました。
そこで、その温厚なリーダーさんがおっしゃいました……。
「誰か死ぬとかあったら改善されるのかな……」
(>_<)
その最初の犠牲者になりたくない💦
と、正直思いました。
先週はついに暑さで気分が悪くなった人を見かけました。
それは午後の10分休憩の時間で、「寄り場」と呼ばれる休憩室で総勢35人くらいのピッキングバイトの面々が、あまりの疲れで誰一人話す人もなく、ただ黙って座っていました。
静まり返る「寄り場」。
社員が気分悪くなったバイトさんに日頃は禁止されている「保冷剤をハンカチなどに巻いてそれを首に巻く」ということをされていました。
なんとかその方に声をかけたかったですが、何が言えるというのでしょう?
もうここへは来たらあかんよ……。って言えません。人手不足です。
大丈夫? ……大丈夫じゃないから、へばってます。
誰か死ぬとかあったら改善されることは間違いないと思います。
実際、リーダーさんが口にされた1か月前に、私の心の中でも同じセリフが響いていました。
(ノД`)・゜・。
新しい倉庫は寒いくらいエアコンが効いています。
古いタイプの倉庫はこんなもんなんだと思います。
ウウウ
(@_@。
犠牲者が出る前に改善されることを望む。
仔羊おばさん