さて、派遣の事務仕事のご連絡を受け、昨日1日悩みに悩みました。
派遣で社保も入れませんし、夕方18:00までの仕事でたぶん帰宅は19:00~20:00あたりになりそうなこと、などが躊躇の理由ですかね。
背景には、働きたいか? という問いに「働きたい」と答えられない自分がいることもあります。
ワタクシは「できれば外で働きたくない」人間なのです。
家にいてもなんやかんや手を動かしてる人間です。
「貧乏性」と呼ぼう。
で、そんなワタクシの人生を指南してくれる本が出てるんじゃないかと思って、昨日は紀伊国屋書店をさまよいました。
結論を書こう。
女性の60代をどうしろ、という指南は今のところ、少なくともワタクシには見つけられませんでした。
唯一、樋口恵子先生だけが「ホームヘルパーでもなんでも登録してやったらいいよ」と書いておられます。
今や多様化の時代なので「こうすべき」がないんですよね。
ところがワタクシのような昭和人間は
「学校出たら働く」
「結婚したら子供産む」
「子ども産んだら責任もって育てる」
みたいな頑固な人生パターンが刷り込まれておるのです。
で、60を目前にして「こうあるべき60代前半の生き方」があれば助かるんです。迷わずに済むんです。
でも、私のように基本フルタイムワーキングマザーでずっとやってきた者だけではないわけで、昭和生まれと言えど女性の人生は多様で、十把一絡げ(じっぱひとからげ)にはできないということらしいです。
見つかりませんでした。
男性社員で偉くなった人へのアドバイスは結構ありましたよ。
「キャリアがあっても驕るな」的な。
はーーーい。
(^O^)/
男じゃないけど。
で、迷いに迷ってやっぱり働くことにして、今日は派遣会社の方に「よろしくお願いします」と返答しました。今は返事待ちです。
で、気づきました。
ずっとフルタイムで働き続けてきた理由は、
1.若い時に母のように経済基盤のない人生は送るまい、と決意していた
2.夫が外国人で首にもなりやすいので自分が働かないとイマイチ安心できなかった
3.「働かざる者食うべからず」という価値観
の3つ。
で、ずーっと子育てと仕事の板挟みに苦しんできました。
仕事してると「あーこれ、逃したくない!」と思う瞬間を逃してしまうんですよ。
子供のことでも仕事のことでも。
ワタクシが一番悔いているのは、子供のことだと「文化祭を見に行けなかったこと」です。ちょうどその日に学校の大会議があり上の子も下の子も、高校の3年間全て文化祭は見に行けませんでした。かなり悔しいこととして記憶に残っています。
仕事では、多くの同僚が遅くまで職場に残り働く中、自分は帰っていましたよね。帰らないといけないから。
で、いくら持ち帰って仕事をしてもそれは人目に触れないから評価されず損してたと思います。でも日本人の文化としてそういうことは口に出さずに「いつもすみません」としか言いません。
ただ、子供がいなくてもそうしてる方は数多くいらっしゃると思います。
いろんな事情で。
そんなことも思い返してみると、
「あーどうしよう」「あーどうしよう」と思いながら働く
というパターンから抜けられないんだな、ということにも気づきました。
やっぱ貧乏性なのだ。
人生に正解の生き方などはたぶんないということでしょう。
働くとなったらその時間は仕事にベストを尽くす。
それ以外の時間も充実して過ごす。
健康的に、健全に。
睡眠時間は十分とって。
運動もして。
無理せずに。
( ̄ー ̄)
そう、いい言葉を思い出しましたよ。
ぼちぼち行こか
(・∀・)
ゆっくり前進!
仔羊おばさん