はい。
国民年金の申請行って来ました。
問題なし。
失業保険は受給資格の延長の手続きを行ってきました。
最長3年まで延長可能ですが、やはりいろんな年齢のことも考えると、できるだけ早く就職したほうがいいかなと思います。
ところで、ハローワークの職業に就くための教育訓練のなかに
「日本語教師」を見つけてしまいました💦
皆さん!
「日本語教師」は主婦のパートならいいけど、でも、主婦パートにしても結構大変ですからね、ゆめゆめ気楽な気持ちで目指してほしくないです。
これまで日本語教員の採用試験ももう10年以上あたってきました。
どの方もまあ大抵は「留学生のチカラになりたい」
「大変な留学生生活を温かい気持ちでサポートしたい」
という純粋な気持ちで応募してこられます。
そしてそれは大切な気持ちなので、ワタクシ、否定はいたしません。
ただ、現場はそうほのぼのしてないことだけは言いたい。
まず、まともな留学生が入学してくる学校では、大学や大学院への進学を志向する学生が主流です。
今、教育の現場にも「成果主義」が入ってきてますので、いくら気楽な非常勤講師と言えど、学生の成績の向上ができるかどうか、というプレッシャーがかかってきます。専任ならもっとです。
お覚悟あれ!
( ̄ー ̄)
そして、あまり進学志向でない学生が集まる学校で教えるのは…
「温かい気持ちでサポートしたい」気持ちは吹っ飛ぶかもしれませんね。
日本語学校では、たとえ学生にやる気がなくても欠席は許されていません。
出席率管理は各校、厳しいのです。
学生数の規模にもよりますが、80人定員のワタクシのいた学校などは
2人不法滞在を出すと「適正校」の認定を取り消されるため、出席指導に必死でした。
学生のバイトは週28時間までと決められていますが、これを遵守しながら日本語学校の学費と専門学校や大学の学費を賄うことがどれほどしんどいことか、ご想像ください。
28時間以上やっていると法律違反ですし、成績や出席に確実に響いてくるので、学校側は躍起になって違反しないように指導します。
非常勤だってそうですよ。
で、バイトを頑張る学生が、そうそう生真面目に学習に取り組める状況にあるかどうかも考えてください。
はてさて、そういう経済的に困窮している学生にとっての「温かいサポート」は、きっと、直接的に「お金をもらえること」あるいはお金に直結するバイトを紹介してもらえることですよ。
さて、日本語もままならない学生に、そんなバイトはあるのか?
たまたまあったとして、だからといって留学生がありがたがって、ものすごく一生懸命取り組んだり、誠実に休まずにかつ時間を厳守して勤めるかというと、実際は、来日して1-2年あたりだと、結構裏切ることもあるんですよ。
みんな、「留学生」というと、真面目で困ってて…というイメージがあるかもしれませんね。
確かにたいていは「困ってる」けど、「真面目」とか「がんばる」とかは、国にもよるけど、そもそも日本人と基準が違いますからね。
日本人の基準で「真面目」「がんばる」学生なら、自国で十分に大学に行けてるか、自分のチカラでいいバイトも見つけられるはず。
で、そういういわゆる「いい学生」ばかりならいいですが、そうでない学生の成績を伸ばすのがどんだけしんどいことか、皆さんおわかりですかね?
どうせしんどい仕事をするなら、もっといい職種があるのではないですかね?
よほど留学生に対して使命感があるなら別ですが…
仔羊おばさん