50~60代女性の転職 from55life

長年のワーキングマザー経験から綴る今

お金の話③給与が安いことのメリット

もちろん、家族を抱えての転職の時、給料ダウンをワタクシもお勧めはしません。

それゆえ、家族を養いながらの転職はしんどいんだと思うし、

仕事の継続も非常に辛い。

特に、「パワハラ上司」はそういうところを抜け目なくみていて、

「こやつ転職はしないぞ」とみると、ますます安心して攻撃してくる、という恐ろしい循環も存在します。

…恐ろしいが人間の真実だと思います。

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そこで、お金の話です。

給料が安くてそこそこの仕事ぶり

給料が高くてそこそこの仕事ぶり

は、ほぼ間違いなく「給料が安い」方が有利に働くことをワタクシのような労働者は覚えていないといけません。

ワタクシが前職で給料がポンポン上がったのも、この「安い」時期だったからです。

この間は、「お、安い割によく働きよる」「安い割に成果上がってる」「ええ買い物した(自らを買い物に例える、ワタクシ自身の卑屈さが悲しい…)」となるのです。

上司の高評価を得られやすい

ということです。

ですから、転職すると給料が下がるケースが多いのですが(ヘッドハンティング以外)、

下がったほうが入社直後に高評価を得やすいと考えたら、それもいいシステムなのかなとも思えます。

 

学生時代は成績で評価されていました。

社会人は成果だけで評価されるものではありません。

それが社会人の難しいところであり、辛いところであります。

ただ、上司とウマが合う、なんかの場合は甘い汁が吸えたり、それなりに居場所が見つけられたりするので、一概に悪いとも言えません。

社会人は「給与とのバランス」の中で評価なのです。

高い給料を払っているのに現状維持、だと「コイツ何やねん」やねんとなり、ワタクシが前職で経験したように、今度は「あなたの給与を引かせていただきます…」となるのです。

遅刻や欠勤が皆無でも、です。

 

サラリーマン悲し。

 

仔羊おばさん