大卒の初任給の平均は、男性と女性で差があるものの平均すると20万6千円だそうです。
で、我が社に入ってくる転職組の給与も20万円スタートとなっています。
ワタクシは実は特別厚遇をいただきまして、面接時にもらってたのが月278,000円だったから、「正直にそれ以上欲しいです」と言いました。
すると、面接官の社長、当時の主任が「ちょっと席を外させてください」と、別室に行かれました。
そして戻ってきて「25万円」を提示されました。
ワタクシは当時は前の職場に勤めていたし、正直、まったく受かると思っていなかったので、転職の踏ん切りがつかず、即答は避けて「しばらく考えさせてください」というふうに言ったんじゃないかと思います。
一か月25万円だったら年収300万円です。
まったく悪くないと思いました!
月278,000円だったら、1年で3,336,000円です。
ワタクシは前職で年収300万円に乗った時、自分もすんごい達成感があったし、上司も喜んでくれたし、それくらい日本語教師で300万円にのるのってめったにないことなんです!
そもそも、非常勤講師時代って本当に年収150万円くらいでした。それだと食べていけないので、夏休み春休みはまるで学生と一緒でバイトをしてたのを覚えています。
年収250万円くらいになった時、ああやっと新卒と一緒…と思ったのも覚えています。
20代から40代まで、ずーっと働いていたけど、年収って150万円~300万円の間をずーっと行ったり来たりでした。
なにせ250万円くらいになってほっとしたと思ったら、転職だのでまた200万に逆戻り。
ってな繰り返しで。
40代で前職の専任になってからは、わずかずつでも上昇していっていましたから、非正規でも動かなかったのは、それもありました。
300万円の年収があればまあいいと思うのです。
ただ、子育て期の保育園料金の負担は半端なくて、それこそ300万円のうち1/3から半分くらいは保育料に支払っていたので、つまりその間7年くらいは年収の実感としては150万円~200万円くらいでした。
ともあれ、月給25万円を飲み込んで現在に至ります。
ワタクシはそういうわけでキャリアを買われて特別待遇で入りました。
ワタクシ以外の専任は20万円スタートみたいですが、それで50代の専任を2人ほど雇っています。
大卒初任給と変わらないスタートです。
それで社会経験のある社員を雇っていると、ちょっと「お得」ではありますね。
雇われる側としては「安いな」という印象だとは思いますが。
ところで、ワタクシは前職でも、現職でも、採用に関わることも多いのですが、
採用に関わって「こりゃいかん!」と思うのは、
優秀で
高学歴で
外国語もできて
それまでの職歴も立派
なのに、月収20万円からのわが職場に応募してくる方の
なんと多いことか!
ワタクシは今日、声を大にして言いたい!
みんな!安易に転職しないで!
あなたが月収20万円からの転職をするなんて、間違ってる!
優秀なあなたが
年間休日105日で
月給20万円(手取りだと18万くらいだそうだよ!)からスタートの会社に応募、なんてまったく変!
ワタクシが、
この職場への転職は間違っている!
と言いたくなる方は、本当に多い!
それこそ年収600万円とかいわないまでも500万円とかあるんなら、
200万円のとことかは耐えられないほど理不尽なことって多いから、
我慢したほうがええよ。
( ;∀;)
と、言いたい。
仔羊おばさん