どうしてなのかわからない。
順調すぎる人生を送っていたのだろうか?
本当にわからない。
でも、私には40代まで「後悔」とか「これでよかったんだろうか?」とか、全くなかった。
家族がたまたま良い人たちだったのか?
当時は「そんなもんだ」と思っていた。
今冷静になって考えても、プラスマイナスゼロくらいかと思うから、
ごくごく平凡な、良いところもあれば良くないところもある、という家庭だったといえる。
すなわち、やはり、良い家庭だった。
学校生活。
進学。
うん。これは順調だったな。
いじめについては
いじめられていた子をかばい、一緒にいじめと闘った経験も
いじめられそうになった経験も
いじめた経験も
ある。
うん。正直に。
勉強も自分なりには順調だった。
結婚。
結婚相手は無一文で当時はそれで満足だった。
仕事。
転職を繰り返してしまった。
けど、40代までは後悔したことはなかった。
私の今の後悔は
転職を繰り返してしまったことだ。
ただ、「天職」という思いはある。
特に40代半ばからは、こんだけこの仕事を続けてきて
才能がないとか
向いてないとか
考えること自体が不遜だと思うようになった。
けど、
自分に問いかけてみて
本当にこれでよかったの?
(´・ω・)?
そうすると、後悔も一杯あるし
本当にこれでよかったのかわからない。
子供と十分な時間が持てなかった。
最初の仕事を続けていれば、今頃は高収入を得ている可能性がある。
子供が思ったように育っていない。
好きなことや趣味が十分に楽しめていない。
かなり長い時間を、家庭と子供のために苦しんで使ってきたけど、
それに対する見返りってほんとうに、ない!
ないんですよ。
ないの。
(>_<)
心理学的に言えば、それは「認知」の問題で、実は私は多くの見返りを得ているのに、それに気づいていないだけ。
…と、人は言うかもしれない。
でも、私自身は今、これっぽっちもそういう充実感を感じていません。
毎日毎朝
疲れたー
と起きて、
一日働いてへとへとになって帰ってくる。
糖尿病で食事制限
病気だからか?
この「充実感なし」は…
なんか、人生ってむなしいって感じる。
やはり、この年になって
「どうしても働かなければならない」現実は、結構過酷なものだ、とは言えそうな気がする。
それで、考え込んでしまうのだ…
もしもあの時、と。
仔羊おばさん