女性のパートだけでも総勢40名ほどの我が職場。
ある朝、仮称・黒髪さんが泣きながらリーダーと「優しい」さん(これも仮称)に慰められているのに遭遇した。
その日から、どうにも様子がおかしかった。
黒髪さんは我が職場のエースグループの一員で、リーダーさんたち(5人くらいいる)の信任も最も厚いグループの一員だった。
エースグループも4~5人。
主要な仕事は何でもできるし、できるだけでなくて速くて効率的でみんなの見本になる存在。
そのうちの一人が大泣きしながらリーダーに仕事前、抱き着いているのだから穏やかでなかった。
どうやら「エースグループ」の怒りを買うような「何か」をしたか、言ったかしたようなのだ。
この「エースグループ」の面々は、朝来る時間も大体同じ、昼休憩も一緒、帰りも一緒、要するに同僚であり友人でもある、という人たちだ。
その日から黒髪さんはエースグループと全ての行動を一緒にやらなくなった。
昼の休憩などはリーダーさんが決める。
リーダーさんグループとこのエースグループの昼休憩時間などはほぼ固定されていて、その他のメンバーの休憩時間は勤務者数の数や、その日の業務都合で動く。
だから、黒髪さんの休憩時間がその日からエースグループと違う時間になったのはリーダーさんの配慮だった。
で、しばらくはそれで時間が推移していたが、黒髪さんは先月の締め日以降来ていない。
メンバー表にはまだ名前が残っているから、有給を取っているか「しばらく休む」か、あるいは……
辞めた
のだ。
( ̄ー ̄)
「辞めた」と思う。
自分の所属するグループでの居場所を失う
イコール
職場での居場所を失う
そして
仕事を辞める選択につながる
そんなんでいいわけがないけど、これは実際に起きている、我が職場の現実だ。
もちろん「パート」なので、条件的に辞めやすい、というのはある。
また、黒髪さんの年齢(30代だと思う)だと、これを機に正社員にチャレンジするのも生き方的には大いに「アリ」だから、それが次への飛躍につながるならば、
結果オーライ
ではあるのだが。
「仲良しグループ」はこういう時、「凶器」と化す、と再認識。
( ̄ー ̄)
しかしその一方、どこかのグループに所属していると、見えない「盾」となって自分を守る一助にはなる。
これは間違いない。
私などは仕事でミスすると結構な注意を受けるが、同様のミスをエースグループが犯しても、大抵は笑顔で済む。
まあ、日頃の仕事レベルが違うから、当然だと受け止めているけど。
また、我が職場には「親子で働いている」「親族で働いている」というグループが何組かある。
やはりいい職場なのだなと思う。
ところがこの「親族が職場にいる」面々も、リーダーさんや上司から強い口調でものを言われることは少ない。
後ろ盾
とはよく言ったもので、これがあるのとないのとでは大違いなのだ。
この点、コロナのさ中職場に入ったワタクシ及びその前後に入った者はちょっと不利だった。
黙職に始まって、「話すな」的な世の中の雰囲気のなか、同僚と仲良くなる機会を逸した。
また、ワタクシは夫が職場の派閥争いに巻き込まれ大変な目に遭った経験があり、早くから
を決め込んでしまった。
それゆえ、そこそこきつい言い方に耐えてきた。
まあ、言われないより言われたほうが成長するのでプラスに捉えていた。
ワタクシよりも更に一匹狼もいるが、彼女に対してはそれはもうきつい言い方で注意をしているのを耳にする。
この一匹狼さん(仮称)、あまりしゃかりきに働かない。それがワタクシとの違い。
けど彼女には後ろ盾もいないし、彼女はどのグループにも属さない。
一人で立っていて、お見事だからワタクシは好きだけど、それって
同病相哀れむ
みたいなことだよね。
まあ、このブログをご覧の方で、人事権をお持ちの方は、職場に「仲良しグループ」ができないような配慮、また「仲良しグループ」が力を持たないような配慮をしていただけると上記のような問題は起きないかな、と。
また、コロナ時期の入社組はメンバーと関係を築くチャンスに恵まれてないので、それも対処をしてもらえるといいのかな。
でもワタクシのように「派閥は嫌」って者もいる。
孤立しやすくても一人でいたい人もいるのです。
まあ「仲良しグループ」危険!
ってのがワタクシの今日の言いたいこと!
(`・ω・´)ゞ
以上!