カザフスタン出身のフィギュアスケート選手のデニス・テンが、わずか25歳にして、車のミラーを盗もうとした泥棒に刺され、出血多量で亡くなった…
それが、今私にわかっている事件の全容。
私こと「仔羊おばさん」は、若い人が亡くなると、本当に悲しく思う習性を持っている。
先日は未曽有の大雨被害で亡くなった若者がおり、もちろん年を取っていて、逃げ遅れて亡くなられたのも悲しいが、前途有望な若者が亡くなっていることもとても悲しかった。
だから、デニス・テン選手の命だけが特別だと言うつもりはない。
彼は母国の英雄だったし、そうなるには特別の苦労もしてきた。日本の選手とも交流があり、フィギュア大好きの仔羊も、彼が世界選手権で銀メダルを取った時の彼が喜ぶ姿、脳裏に焼き付いて離れない。
こんなプライベートの写真ですらも、彼の真面目な人柄が伝わる。
私がいま一度
大事だ!(; ・`д・´)
と思っているのが
貧困の撲滅と非暴力
です。
あらゆる社会問題の根底に横たわる貧困の問題。日本であろうが海外であろうが、どこの国のどこの世界であろうが、「貧困の撲滅」は我々に課された大きな課題だ。
「そんなこと可能なの?」と疑問に思う声もあるだろう。
資本主義の世の中で、そんなこと可能なの?と。
けど、不可能なことにでも向かって行くのが大事!
と、信じる。
今、日本に多くの外国人が労働力として入ってきている。
私だってこの島国の一員として、外国人と働くってめんどくさいことも多いし、正直「うざいな」と思うこともある。外国人慣れしている私ですらそういう時があるんだから、これまで「外国人とともに生きる」っていう想定をして生きてこなかった人にとって、そのハードルが低くないことも、わかる。
でも、ある意味、先進国の日本に、それは課せられた一つの課題だし、彼らの国に横たわる「貧困の撲滅」に、それは一役買っている(と、思いたい…)。
もう一つは非暴力の大切さ。
暴力がデニス・テン選手の命を奪った。
暴力で物事は解決しない。悲しみを生む。と、今一度自覚した。悟った。
忘れがちだけど大事なこと。
非暴力。
何回強調しても強調しすぎることはない! 非暴力、非暴力、非暴力!
ご冥福をお祈りします。
仔羊おばさん