昨年末に2025年に読んだ本で印象に残ったものについて書いた。
そうなのだ。
でも、もう一冊、紹介したい本があった!
それはこれ。
そう。
この本が流行ったのはもう2年前くらいだよね。
当時、この大ピンチ図鑑の2を本屋でチラ見して、いつか絶対買うぞ!
と心に誓っていた。
なんかねー絵本だけは、電子じゃなくて紙で持ちたい。
絵の大きさと色の美しさにほれぼれしつつ眺めるのにどうしても紙製の本のほうが素敵だ。
だけども、この「大ピンチ図鑑」はいわゆる「素敵さ」が最初にくる本じゃなくて、ぱらぱらめくって笑いたいタイプの本だ。
私が忘れがたいのは、台所で洗い物をするときに、水道水がスプーンにダイレクトに当たって、水が飛び散る、というものがあって(わかります?)

この写真は美しいけどさ、実生活だと自分がびしょぬれになったりとかして、ほんと悲惨じゃありません?
これってたしか、第二巻のエピソードなんですけど、子供でなくても、私もこういう大ピンチには遭ってるじゃん!
と思って買いたいなと思ったんです。
でも「買うんだったらまず第一巻から」と順番を踏んで、まずは第一巻を買いました。
この表紙のように「牛乳入れすぎてこぼれる」とかさ、出てくるエピソード一つ一つ、
あーわかるわー
って思ってくすくす笑いながらページをめくりました。
その頃さ、子供の統合失調症の具合がよくなくて、気分を変えたいのもあって、ちょっと軽い気持ちになりたかったんだよ。
そう。
コップ倒す
とか、
風呂でシャワーヘッドが見つからん
とか、
そういうたわいもない子供時代の大ピンチを単純に見て、くすくす楽しみたかった。
で、実際に楽しかった。

どしゃぶりなのに傘がない。
大ピンチ図鑑の最後のほうに、そのエピソードがありました。
そうそう。
そうなのよ。
小学校時代。
中学校時代。
高校の時も。
土砂降りなのに傘がなくて大ピンチ!
日本は雨の多い国だから、この大ピンチは子供でも大人でも訪れる。
昔は今みたいにコンビニもなかったしさ。
ワタクシの子供時代にもそんなことってよくあったよ。
で、この本を楽しく眺めたのですけど、何日か経って
はっ!
( ゚Д゚)
としました。
土砂降りなのに傘がない
深い。
いや、深いよ!
土砂降りなのに傘がない。
人生で、大人になればなるほど、「土砂降りなのに傘がない」の深刻さは身に染みる。
で、「大ピンチ図鑑」にも書いてあったのだけど、
とはいえ人類はだれしも何度も訪れるその「大ピンチ」を何度も経験して大人になっていく。「大ピンチ」を経験して、それでも何とかして生き延びてきた。
そう気づいたとき、なんか勇気百倍
になったな。子供の病気のことで落ち込む私は、ちょっとほっとすることができた。

さて、この「大ピンチ図鑑」では、そのピンチをとあることで乗り切れるんだけど、それはこの本を手に取った時のお楽しみにしてほしいから、ここでは書かないことにしますね。
それ以来、時にこの本を手に取って
しみじみ
しております。
しみじみする本じゃないんだけどね。

仔羊おばさん
