先週、久々に母に会いに行ってきた。
父を亡くしたあと、母はしばらく(私にとっての)実家で一人暮らしを楽しんでいたが、心臓が悪く、弁膜の手術をするタイミングで実家を畳み、今は「そんぽの家」に住んでいる。
最近、要介護度の認定を受けたら、「要介護2」から「要支援2」に回復していた。
この2年、コロナ禍の影響で認定の見直しチェックがなかったそうだ。
前回は心臓の手術のすぐ後で、当時は認知機能も落ちており、すぐに息も切れていたし、自分の名前も書けなかったそうだ。
2年経って体調はというと支えなしでは歩けないし、妹の話によるとまっすぐ歩けなくなっているらしい。
とはいえ
頭がはっきりした。
よどみなく話すし、反応もまあまあだ。
しかし
ひ孫が生まれる
(=私の長男に子供が生まれる)
という話をした時には、すぐには事態が飲み込めないようであった。
まあ、まだ「予定」の段階なので実際に生まれるまで喜ぶには早いのだが。
「うまいこと育てないかんなあ」
母は口を開くとそういった。
どうしても、その日の私たちの話題の中心は統合失調症の次男のことだった。
彼はなかなかの可愛い元気な子だった。
という母からの言葉もあった。
そう。
ワタクシがこのブログでワーキングマザーネタを書きたいと思いながら、なんとなくずっと書けないでいる一つの理由は
いくら統合失調症と親の子育ては関係ないと本に書いてあっても、
ああしていたらこうしていたら
という思いからワタクシは抜けきっていないのだ。
そうやねん。
うまいこと育てられへんかってん。
と言えるほどにはまだ……。
いや、それこそそれを書けばいいんでしょうけど、それがなんとなく書く気にならんのです。
( ̄ー ̄)
でも、自分なりに言える一つのことは、もしも3人目4人目を生んでいたら、もうちょっとうまいこと育てられたという自信はある。
そういう点では子供はたくさん産んだほうがいいんだよね。
仔羊おばさん