ワタクシは長年、日本語教師としてフルタイムで働いてきました。
種々悩みながら働いてきて、子育てとの両立にも悩むワーキングマザーでした。
ブログやらSNSやらで
「仕事は楽しいんです。でも上司が……」
「仕事は楽しいです。でもお局が……」
「仕事は楽しいです。でも人間関係が……」
「仕事は楽しいです。でも子供との時間が……」
というような発言を目にするたび
「仕事が楽しい?」
(。´・ω・)?
「仕事」て楽しい?
ってずーーーーーっと疑問に思っていました。
まあ、楽しくもなく悩みも多く、それでも仕事をし続けた私は偉いよ……。
偉いけどね。
ワタクシは「仕事が楽しい」なんて思ったことがなかったから、それってどういうこと?と思っていました。
ところがですね。
今年に入り物流倉庫でピッキングと梱包のバイトを始めまして。
「仕事が楽しい」がわかりました。
確かに、「仕事は楽しい」デスネ。
( ̄▽ ̄)
仕事は楽しい、って初めてわかりましたよ。
確かに楽しい。
ピッキングは「宝探しゲーム」みたいです。
梱包も、複雑な形状のものを複数組み合わせてお見事に箱に収めることができたら、えもいわれぬ満足感があります。
失敗したりミスしたりしたら落ち込むこともあります。
ピコピコと商品を振り分ける作業は苦手で遅く、「もっと早く」と言われるばっかりです。
でもですね、新しいことを覚えるのはそれ自体楽しいことです。
できないことができるようになる
って楽しいんですよね。
だけど日本語教師の時は(特に国内)「楽しい」より「大変」が勝(まさ)ってました。
では「楽しい」と「大変」を分けるものは何か?
ずばり
時給
だと思います。
安く働いてくれる人には温かい気持ちが注がれる、というか「ありがたい存在」と感じられている。
時給が安くても仕事の質やスピードは求められるけど、ものすごい重圧がかかってくることはやっぱり少ない。
そこそこな収入をもらう仕事には責任と重圧と質の高さが求められる。
ということだと思います。
今の職場で若い人がフルタイムバイトで働いていると、同じだけの時間働いて収入も社会的評価も高まるんだから正社員目指せば?
(。´・ω・)?
って思ったりするんですが、もしも正社員になってしまうと大変なストレスも抱え込むことになる。
となると充実感を持って家庭とも両立できるなら、このバイトも悪くないってことかな。
でもなあ。
( ̄ー ̄)
やっぱ若い人にはしんどい仕事を目指してもらいたい気持ちはある。
安い仕事は楽しい
本日の結論でしたー。
( ̄▽ ̄)
たぶん給料がよくて楽しい仕事もきっと世の中にはあるけど、そういうのはワタクシに巡ってくることはない(なかった)から、とりあえず無視する!
仔羊おばさん