働いていて、行き詰まる時があります。
ワタクシの場合は「ありました」かな?
図書館で借りた本が思いのほか良かったので、ご紹介します。
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中のイラストをizizさんという方が担当しておられます。
そのイラストも含めて、これはなかなかの良著でした。
これを読んだから転職を止めて仕事が続くというもんではないかもしれませんが、無意味な転職は冷静になって考えれば避けられると思います。
ワタクシのように我慢し過ぎるのもよくはありませんが、転職の度に大抵は年収も下がりますし、転職も度々だと「仕事の続かないやつ」とみられ、その後の転職にもプラスではありません。
だから、ワタクシのように何回も転職せず、ひとつ所で勤めるのも意味あることです。
(;^ω^)
どの口が言うてんねん。
猫野シマオ、という中小企業に勤める平凡な会社員の感じるもやもやに、
知の巨人、佐藤優が様々な哲学者の論を簡単に紹介しながら分析し、答えていきます。
凡人の悩みはもやもやしていて、うまく分析できていないことで悩んでいることが多いな、とこの本を読んで思いました。
そして、実は仕事ってごく単純なことなんだ、という思いを新たにしました。
私なども凡人なので、まあ、くよくよ悩むことが多かったですわ。
その悩みの正体を会社のあり方だったり、上司だったり、行政だったりだと思っていました。
でも、冷たい言い方をすれば、彼らのように意識の低い人たちに付き合って自分を悩ませていた自分は愚かだった。
認めたくはないけど。
愚か、それだけ。
もっと淡々と仕事をすればよかったし、もっと淡々とキャリアについても若いうちから考えておけばよかった。
子育てで大変で、実際何も考えられなかったんだけどさ。
(。-`ω-)
今の仕事はバイト。
時給はほんとに安くて、これで食べていくことは難しい。
扶養の範囲内で働くことを前提としていると思う。
この「扶養」、低賃金の温床になってると正直、思う。
もちろん、この制度の変更を求めない人は半端なく多いだろう。選挙のある限り、これに手をつける政治家がそうそう現れるとは思えない。
また、フルタイムで働くと、子育てに家事とやること多すぎて一体自分が何のために生きてるのかわからんくらいしんどいので(私はしんどかった)、パートを選択するのはよくわかる。
つくづく思う。
女性の人生に最適解がないんだ。
それでまた、くよくよと悩んじまうんだぜ。
佐藤優さんの上記の本には、そういうワーキングマザーの悩みには答えてはいなかったなー。
猫野シマオ君の悩みだったから。
でも、ちゃんと応用はできると感じた。
人間の社会にはゆがみがある、ってことさ!
仔羊おばさん