昨日は
れいわよねんしがつよっか
令和4年4月4日
でしたね。
見事に4・4・4でした。
ウクライナでの戦争はなかなか終わらず、避難される方も増えるばかり。
ワタクシは長らく日本語教師をしていましたので、難民や移民の受け入れについてそれなりの見方があります。
ウクライナだけでなく、それ以外の国からの難民・移民の受け入れはそれなりの計画・心構えをもって行っていけばよいとは思っています。
世界に貢献することは大事ですから。
でも、
日本が難民・移民にそんなに適した国でない
ことも自覚しておいたほうがいいと思います。
日本が積極的に受け入れたらよいのは、もともとウクライナなどの大学で日本語を専攻していた学生。
また、日本に住みたいと結構強い動機を持っている方だと考えています。
最も大きい理由は:
日本語の習得はコスパがよくない
からです。
中国もそうですが、漢字の習得にどうしても年数がかかってしまうのです。
また、日本語は漢字だけでなくカタカナ・ひらがなもあり、習得すべき文字数がやたら多い。
そして、語彙が多岐にわたりオノマトペ(擬音語・擬態語)が多用されるのも年数がかかってしまう要因になります。
すると「日本語の習得に情熱を持って取り組める人」はいいのですが、
「しかたがないから勉強する」という方にはハードルが上がってしまいます。
今は非常時ですし、難民の受け入れはまずは生命を守る、生活を守る、ということが最優先なのでどんどん受け入れればいいとは思いますが、定住ということになると
果たしてその人にとって日本に住むことは幸福なのか?
という観点でものは見ないといけないと思います。
もともと日本は難民の受け入れをほとんどしていない国で、しばしばニュースなどでそれを問題視する論調も目にします。
しかし、上記の理由でワタクシは難民の受け入れをあまりしないというこれまでの国の路線に大きく反対はしません。
話す、聞く、だけなら日本語はそんなに難しくないのですが、
読み、書きに関してはやはり年数が必要です。
習得そのものがすごく難しいとは思いませんが、非漢字圏の方にとって長期戦であることは間違いありません。また、長期戦でやったほうが伸びてく気がします。
あとは、この国で差別を受けやすいかどうか、ということも考えに入れないといけないと思います。
以前、韓国に住んでた友人から「韓国で住むのに比べたら日本のほうが外国人に対する差別は絶対少ないと思う」と聞いたことがあります。
その真偽のほどはわかりません。
けど、日本だとウクライナの方は大丈夫だと思うけど、それ以外のアジアの国からの難民・移民だと結構差別的待遇に遭うことは増えちゃうんじゃないでしょうか。
やはりヨーロッパ人、欧米人には弱く、アジア人には横柄なことが多いんじゃないかと……。
そんなことない?
(。´・ω・)?
あと、日本で働く際には、高い精度を要求されることが多いんで、それも事前によくよく伝えておくことが大切でしょう。
「残業」についても、ちゃんと残業代が出ない職場なんてざらですし……。
(もしかしてそう思ってるのはわたしだけ?)
とはいえ「差別」について言及し出したら、アメリカだって差別はあるわけで。
今はただ、各国一致してウクライナを支える、
でも、ロシアで生活に困窮する人たちのこともできるなら支えていくことが大事かなと思う。
日本でも物価が上がれば困る人は少なからずいる。
どこの国にも困窮してる人、助けを必要としてる人がいることは忘れたくないと思う。
( ̄ー ̄)
仔羊おばさん