小学校から高校まで、ワタクシが習った先生方のうち、年配の先生は皆第二次世界大戦の経験者だった。
親も戦時中は疎開していた。経験者だ。
で、ワタクシは「火垂るの墓」がアニメ化される前から小説のあらすじは先生を通して聞いて知っていた。
その後アニメ化された。で、アニメをテレビでやっていても私はどうしても直視できない。
最初のとこをちょっと見るだけで悲しすぎて、とてもではないが全部は見れない。
もう製作されて何年も経つし、途中をちょっと見たこともあるが、全部を見る勇気はまだない。
ウクライナの戦争だけが悲劇ではないことは重々承知している。
大々的に報道されてなくても、アジアでもアフリカでも内戦もあった。理不尽な迫害もある。中東で起きたことは?
アフガニスタンは?
イラクは?
もちろん悲劇はウクライナだけじゃない。
でも、それでもウクライナの戦争はものすごく悲しい。
特に最近は国内外に避難する人の数がものすごいし、無差別攻撃も恐ろしい。
ところで、第二次世界大戦の日本の死者数はどうだったのか。
下記によると、
民間人の死者数は80万人。軍人は230万人。
東京大空襲だけで10万人。
沖縄では12万人も!
この数字本当か? と思う。
あまりの犠牲者の多さに目を覆いたくなる。
しかし、ヨーロッパの国々の犠牲者数は日本よりもっと多い。ドイツもソ連も日本よりはるかに多い。
そして、戦争の悲劇は「火垂るの墓」で描かれているように戦後も続く。
しかも、それは「弱者」を襲う。
そう考えたら、本当に「戦争よ、早く終われ!」と思う。
一刻も早い戦争の終結をただただ祈っている。
仔羊おばさん