今春、3月20日でせっかく正社員だったのに退社しました。
直接のきっかけは次男が統合失調症になり、その復学に付き合うため。
で、その退社前から退社後、ずっと心に浮かんでいた一句がありました。
未来なり 伸びるその先 ユキヤナギ
俳句のつもりです。
「未来」は自分の未来であり、子供の未来であり、一瞬先の未来のことでもある。
働いてて、理不尽なことがあったり、学生が言うこと聞かなかったり、上司がむちゃくちゃな指令を出したりすると、ふっと川柳が浮かぶこともあります。
一人密かに一句読み、時々同僚に披露して
「一句できたわ!」とか言うのは結構良いストレス発散法でした。
極寒の 財布に教室 成績も
コロナ禍で冬でも換気のため窓開けっぱなしで授業してました。
学生も震えてたけど、ワタクシも体中にカイロを貼ってしのいでいましたが、
その寒さも退職理由の一端ではあります。
学生の財布はバイトも減って目もあてられませんでした。
でも、バイト減ったからって勉強もしないので成績も寒い、みたいな一句です。
コロナ以来、毎日教室も教員室も事務室も毎朝消毒しました。
手洗いも何回でもしました。
学生が登校してきたら、体温測って記録。学生のバイト先でコロナが出たら、オンラインで授業、とか。学生を登校させて一か所に集めると言うのを嫌がるバイト先があって、そこに合わせるためにオンライン授業をするとか、いくつかの場所に分かれて授業するとか。
コロナ患者が出たら、濃厚接触者を割り出したりその行動履歴をまとめたり、感染対策の責任者からヒステリックに怒鳴られたり(なんとその感染対策責任者は1か月くらい全く休んでなかったらしい)。
感染防止に明け暮れていると、なんかばかばかしくなって、正直言うとそれも退職の一端だったりする。
特に、寒いのはまいった。
ほんまにまいった。
ぜいたくもんやな、私は。
仔羊おばさん