ワタクシは50代も後半である。
就職は氷河期だったか、「薄日がさした」だったか、ともかく
男女雇用機会均等法が施行される前だったから、
大学の就職課の求人票から
女子可
の判を探して、ワタクシの就職活動は始まった。今の卒業生からすると考えられない世の中だろうが、当時はそれが普通だった。
大学を卒業して就職し、家にお金を入れた。
当時は「多様な生き方」なんてなかったから、そういうのは普通だった。
卒業したら、就職する。
自宅生は家にお金を入れる。
で、毎月入れたのは3万円だった。
それも、大体の相場だったと思う。
初任給は、ワタクシの就職した会社は低めの会社で、額面で12万円を切るくらいだった。大卒の平均は13万円~14万円くらいだったかと記憶する。
手取りは10万くらいだったのかな?
でも、ボーナスは年に5,6か月あったと思うな。
懐かしい。
ウチの親は、3万円はそれでも少ない、って言ってたな。
でも、自分としては1人前になった感がすごくあった。
大学4年でアメリカに1か月ホームステイしたのだけど、その給料から借りてた旅費の返済もしていた。
なんか、日本全体が、まだまだ上り調子なカンジで。
懐かしいな。
父はもう亡くなり、
母はまだしっかりしているが、コロナであまり会えない。
当時の幸せは、その時にはわからなかった💦
未熟だったけど、家にお金を入れた時、それが大人になった時だったと今、思う。