冬、遅刻は多くなり、欠席する学生も多くなる。
それでも日本語学校は、年間の規定の授業日もあり、各校で勝手に冬休みを増やすなどできない。
また、進学の重要なシーズンでもあり、学生を登校させるに越したことはない。
しかし、
冬だ!
冬はどもならん!
そして、昨日は欠席がちの学生宅訪問、3軒行った!
そのうち、2件は不在だった!
授業時間にも関わらず、ということは
バイトに行ってるか
友達のとこに行ってるか
とにかくどこかに行ってる
あるいは
寝ていて居留守
のどっちかだ。
さて、日本語学校には「適正校」というお上からの「お墨付き」みたいなもんがある。
新規校の時はなしでスタートし、とにかく不法残留、すなわち「消える学生」を出さないことでこの「適正校」をいただける。
定員の3%を超えるともらえない。
とすると、うちのような小さい学校では1人か2人で
アウトーーーー
なのだ。
2020年は春学期で一人出してしまったから、残りあと一枠ある⁉
( ̄▽ ̄)
その一枠をめぐって、すでに何人かの学生が消えそうな予感だ。
学生が消えるのは、ワタクシは学校のせいではないと思っている。
でも、日本という国の恐ろしい所は、それを「学校の質」とみなすことで、不法残留を減らしていることだ。
学生が消えるのは
貧しいからであり、
来日の目的が希薄であるからであり、
確かに日本語教育機関の審査が甘いからでもある。
でも入管も審査するんだけど…
それで入国してきて、冬はこのアリサマ。
寒い中2時間の学生訪問。
2万歩。
昨日は歩きました。
すでに、一人はもぐった気配が濃厚です💛
笑うしかない。
仔羊おばさん