50~60代女性の転職 from55life

長年のワーキングマザー経験から綴る今

消える学生②

冬、遅刻は多くなり、欠席する学生も多くなる。

それでも日本語学校は、年間の規定の授業日もあり、各校で勝手に冬休みを増やすなどできない。

また、進学の重要なシーズンでもあり、学生を登校させるに越したことはない。

しかし、

冬だ!

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冬はどもならん!

 

そして、昨日は欠席がちの学生宅訪問、3軒行った!

 

そのうち、2件は不在だった!

授業時間にも関わらず、ということは

バイトに行ってるか

友達のとこに行ってるか

とにかくどこかに行ってる

 

あるいは

寝ていて居留守

のどっちかだ。

 

さて、日本語学校には「適正校」というお上からの「お墨付き」みたいなもんがある。

新規校の時はなしでスタートし、とにかく不法残留、すなわち「消える学生」を出さないことでこの「適正校」をいただける。

定員の3%を超えるともらえない。

とすると、うちのような小さい学校では1人か2人で

アウトーーーー

なのだ。

 

2020年は春学期で一人出してしまったから、残りあと一枠ある⁉

( ̄▽ ̄)

その一枠をめぐって、すでに何人かの学生が消えそうな予感だ。

 

学生が消えるのは、ワタクシは学校のせいではないと思っている。

でも、日本という国の恐ろしい所は、それを「学校の質」とみなすことで、不法残留を減らしていることだ。

学生が消えるのは

貧しいからであり、

来日の目的が希薄であるからであり、

確かに日本語教育機関の審査が甘いからでもある。

でも入管も審査するんだけど…

それで入国してきて、冬はこのアリサマ。

寒い中2時間の学生訪問。

2万歩。

昨日は歩きました。

 

すでに、一人はもぐった気配が濃厚です💛

笑うしかない。

 

仔羊おばさん