異業種転職。
ワタクシは、日本語教師のキャリアが長いのだけど、
小売業
通販
貿易
のキャリアがあって、小売業と通販(要は「物販」ですな)の仕事も10年くらいはやってきました。
大学時代にスーパーの店頭販売も2年くらいやっていたから、結構性に合っているのかもしれないです。
日本語教師になってそのキャリアは直接は役立ってないけど、
貿易の仕事は留学生も将来就く可能性は高いので、それは非常に役立ってます。
今の職場も企業が経営する日本語学校ということで、
報告
連絡
相談
とか、言われます。
大事なことだと思うけど、学校現場、教育現場で言うと、ちょっとずれてると思うこともあります。
今コロナ禍で、小学校や中学校の先生が、「教育現場を知らない人がこの基準を作ったとしか思えない」と、最新の学校再開基準についておっしゃってるのを新聞で読んだりすると、
さもありなん
( ̄ー ̄)
と思ったりします。
教育の世界は、そういう点では「職人」の世界に通ずるものがあるのかもしれません。
今は我が社を辞めたヨシキさん(仮称)が、言ってました。
日本語の先生は職人みたいなもんや。って。
そういう、業種による文化の違いなどはほぼ、民族や国の違いに相当するように思う。
そういや、大学の進学でも「学部の違いは国の違い」とか言いますから。
企業の方が教育に携わったりする時には、そういうことにも気がついてもらえればと思います。
ワタクシの立場でいえば、そういう異業種転職をしてきたおかげで、今の職場の上司がとんちんかんな指示を出してきたときも
あーそれなー。
「カイシャ」やなー。
って、余裕を持って受け止められます。
特に感じるのが毎日「日報」の入力があることです。
教師は毎日「授業記録」を書くのですが、まさに手間が二重にかかって「日報」について無駄を感じます。
感じながらそれを書いて、もう3年になります。
上司が部下の勤務を把握するため、と言いますが、実際、部下の働きぶりやいつ、何をしてるかなんて目で見てわかるので、日報なんか読まなくても大丈夫なことが多いです。
それより授業の内容とかやり方とかが大事なことなので、力点はそっちに置きたいです。
仔羊おばさん