今の職場に転職したのは3年余り前。
54歳から55歳になる頃だった。
実は、あまり前職を辞める気はなかった。
辞める気はなかったけど、考えることは増えていたし、
かなり疲れてもいた。
長い間にたまった精神的な疲れもあったと思う。
今、ワタクシの勤める会社のいい面も悪い面もわかった上で、それでも転職した方がよかったのかというと、どっちでも変わらなかった、というのが正直なところだ。
収入でいえば、結局は今の職場のほうが良い。
自由な時間、ということなら前職に軍配が上がる。
社風とか、精神的な疲れはどっこいどっこい。
どっちにしてもしんどい。
きっと、それは職場のせいというよりも、ワタクシの持っている脳のクセみたいなもので、どの職場に行っても、きっとワタクシはしんどさを感じるのだろうと思う。
そういう意味でワタクシは、きっと、何をやっても成果をばんばん上げられるような有能な人間ではないのだと思う。
自分が思うような成果をあげられないと、ワタクシはしんどさを感じてしまう。
しかたないな。
自分の能力だからね。
そもそも、主婦業のほうが楽しいことが私は多い。
達成感が持てるというか。
「学生の成績を上げる」ってさ…なかなか達成感持てないんだわー。
でも「非正規」から「正社員」になれたことは、よかった。
それはどんなにしんどくても良かった一つのことだし、精神衛生的にもよかった。
そう考えたら感謝すべきなんだよね。
仔羊おばさん