世にいう「コロナ疲れ」、ワタクシも感じています。
こんなおばばの「コロナ疲れ」をまとめたからって、どういうものでもありませんが、これも「働く50代女性のリアル」であると考え、今日は書いてみます。
1.価値観のぶつかり合い
そうやねん…。とどのつまりはこれに尽きるねん…。
結局、人間同士、「密」なものやと思ったりする…。
( ̄ー ̄)
説明するね。
① 職場において
ワタクシの会社は主体が医療・介護なので、そもそも休業の対象にならなかった。
よって社員の大部分は特措法の休業対象職種でないので仕事が続く。
日本語学校は、床面積により特措法の対象になるかどうかが決まる。
我が校は床面積が狭いので、休校しなくても特措法違反にならない。
雇用調整助成金やら何やら政府の補助を受けて、休業するのか?
…休業しなかった。
時差出勤や在宅ワークに切り替えさせるか?
切り替えさせなかった。
給与カット?
…カットなかった。
上司は、上記の道を選択。
部下の中に様々な価値観がある。
休業せず、在宅ワークに基本的に切り替えず、時差出勤は認めたものの、時短にはならない。
では、勤務時間を早められるか?という問いに、「早められる。早めたい!」と手を挙げたのはほぼワタクシだけだ…。
8:30-17:30の勤務時間を7:00-16:00にした。
この選択ができる早起き人間はそんなに多くいない。
フル出勤で時差出勤だとたとえば10:00-19:00の勤務時間になる。帰宅が遅くなるので誰もそれを選択せず。
緊急事態宣言前に、教師だけで会議をしたのだが、その時にそれぞれの本音を覗くことになった。
教師も学生も一斉休業すべきだと考えている教師がいる一方で、
いやいや通常通りの出勤でいい、と考えている教師もいた。
そりゃ本音は:
休業で給与全額支給
完全在宅ワークで給与全額支給
がいいんでしょうよ。
でも我が社の幹部はそれをよしとせず。
ここに幹部と部下、そして部下同士の価値観の違いが出てきている。
みんな思惑はばらばらなのだった。
これが迷走に迷走を呼び、成績の下位クラスは毎日登校、とか、
先生も外出自粛どころか毎日変化なくフル出勤、とかいうことになった。
さらに上司からは変な指示もどんどん飛んできて、ワタクシに限っていえば
かえって忙しく超過勤務の日々が続く、というありさまだった。
② 家庭において
ところで、このブログを書いている「仔羊」にも家族がいる。
夫の会社は大きくないけどまともなので、在宅ワークになった。勤務時間の使い方とか、どうこう言わない。ただ仕事があって、その仕事をクリアするだけだ。
息子がいる。
バイトに出かけていたが、そう勤務日が多いわけでもなく、家にいることがおおいので、何かと夫とぶつかる。
息子は神経質。
食べ物も分けたり、使ったタオルをこまめに洗うとかいろいろやる。
バイトが順調でなく(不景気なんじゃなくて息子が役立たずだからだと思う)、シフトは減っていき、いまや週に1度と言うありさまだ!
さあ、ストレスのたまる親子バトルの戦い勃発!
自宅にあまりいないワタクシですが、大抵それは空腹の時に起こる。
機嫌が悪くなるからですな。
ワタクシと子供、
ワタクシと夫、
の間にもそれは起こるので、いやー
ケンカ、喧嘩、けんか!
これ以上こじれて刃物沙汰になったらどうしよう…?
(>_<)
2.やること、仕事、作業が増えた
① 職場において
毎日の教室、トイレ、職員室、などなどの消毒。
ハイター薄めてやってます。
最近は、あの匂いかぐと頭痛がする時がある。
学生に手洗いさせる。
朝礼と終礼。上司の指示による。
報告メール毎日。上司の指示による。
部下との面談。これは自分がやろうと思った。
最初は下位クラスだけの登校が、5月からは全クラスが週3回登校とかわけのわからんことになった。時間は短縮。
週2回はオンライン授業。時間は短縮。
短縮したことにより、夏休みとかは短くなるから、年間スケジュール何回も作り直し。
作れるはずのテストも作れない忙しさ。
② 家庭において
家でも消毒。
タオル洗い増加。
息子も夫も台所に入るのでややこしいこと極まりなし。
なんでこんな狭いマンションで3人が台所に集合せないかん?
どれをどこに置くとか、何をどうするとか、誰が台所に入るか、とかでケンカ。
ソーシャルディスタンティーーーーーング!
今はお互い同時に入らないで頑張ってます。
同時に食事もしない。
食事時間はずらした。
ますます冷たい親子関係…。
まあ、書き切れていないストレスもまだあります。
でもとにかく、コロナは疲れました。
正直、また転職を考えています。
でもきっと、それって、実は、単なる「現実逃避」だと思う。
ここではないどこかへ行きたい。
ってことなのよ。
仔羊おばさん