ワタクシの前の職場は、年間休日が多かった。
非正規の1年契約だが、ほぼ正社員的な立ち位置で有給もあり、私学共済保険にも加入。
ただしボーナスはなし。
授業の準備は時間が余れば学校でやってもいいけど、余らなければ家でやってください、という条件。一日の勤務時間は7時間(8時間拘束)だった。
一日に休憩1時間。
でも、実際には食事はするけど1時間も休んでる専任教員はほぼいなかった。
ワタクシは、極力1時間の休みを取るように心がけていました。
それでも、昼御飯を食べる時間なし!って日は、たまにあった。
8時間拘束の7時間勤務、
は家で働くことが前提となっていたためだと思われる。
で、そもそも、学校での勤務時間内に授業の準備なんかできるような時間的余裕はなく
土曜日1日は大抵授業の準備をしていました。
慣れれば1日かけないで、半日くらいで授業の準備はできるようになっていました。
とはいえ、学生の提出物は持ち帰らないで学校でこなしている教員がほとんどでした。
ワタクシも、できるだけそうしていました。
なぜかというと、持ち帰りは
紛失のもと
提出物を汚してしまうもと
だからです。
同僚のほとんども、それを体験的に知っていたからだと思います。
紛失について、誰も積極的に公言はしてなかったけど、結構起きていたと思います。
ワタクシも一回あって、学生には平謝りしました。
コーヒーこぼして汚したことも一度ありました。
これも平謝り。<(_ _)>
子供が小さかった頃は、子供が病気になった時に家に一人でおいて…とか、ほんとに大変でした。
やっていいことだと思いません。
だから、今回のように学校休校だと父親母親はじめ祖父母やその他の親戚にいたるまで「休んでいいよ」にしないと、本来「子供だけで留守番」なんてやっていいことだとは
ワタクシは考えません。(; ・`д・´)
学校の休校もイベントの中止も、賛成は賛成なんですけど、子育て中の人へのサポートがなければ、とにかく、もう、大変なことだと言いたい。
そういうわけで、ワタクシは当時から
日本語学校の教員に「在宅勤務」認めてくれたらいいのに…
って思ってました。
そもそも入職の時に「準備は家でね」なーんて言って雇っておきながら、
在宅勤務のシステムない
すなわち言い換えると
家でただで働いてね
でも、年間休日多かった
ですからね。135日くらいありました。
今の職場は、
学生の提出物原則持ち帰り不可
常勤講師は(正社員は)授業準備もすべて学校でやってください。
( ̄▽ ̄)
エエヤロ!
でも
年間休日は105日
すると、専任の中には
「持って帰って準備するから完全週休二日にしてほしい」
と言い出す人もいるから…。
結論としては、可能なら選択制にして。
選択①在宅勤務を認める。授業日は必ず出社。年間休日120日。
選択②在宅勤務は原則なし。授業日は必ず出社。年間休日120日。授業準備は職場で。
が、妥当かな。
ワタクシ自身は子供が高校まではきっと①を選ぶな。
テストの作成とか教材の作成とか、電話が鳴るような環境では効率が悪いもの。
でも、進学担当とかだと連絡が煩雑になるから、そういう担当になったら②を選ぶ。
でもなあ。
50代の今になったから言えることなんだけど、キャリアアップのことを考えると、ワーキングマザーがどんなに大変でも②を選んでおかないと、40代~50代の子供が手を離れる頃になると後悔するかも。
ワタクシ自身はその苦しい時期をずっとフルタイムで耐えてきたからこそ、
今の(自分なりの)高給をもらえているから。
つまりは
人生の選択は難しい。
仔羊おばさん