まあ、イチローさんが草野球を楽しんでいるというニュースに触れて、
「好き」を仕事にするって幸せなんだなあ…。
でも、自分はもともと「好き」で飛び込んだ業界だけど、
今は嫌なこと多いなあ…
って考えるようになってるので、このテーマを考えてみたくなったんです。
ワタクシはやはり、子供ができてから仕事というものの意義が一変したと感じます。
実際、それまでは結構転職を繰り返していました…
皆さま、私のように生きちゃいけませんよ!
仕事は長く続ける人にいいメが待ってるんです。
私のように生きると収入が減ります。
さて、「好き」だった仕事が苦痛に変わるのに、もう一つの側面があります。
それは
「成果を出さないといけない」という問題です。
いや、今の仕事もね、別に学生の成績なんてどーでもいーですー。楽しくやってー。
てことならね、小難しいこともせず、楽しい会話で学習すればいいんです。
けどね、成績ってね、そう簡単に上がらないからね。
勉強が好きな学生ならいいけどね、
嫌いなのになぜか留学してくるんで。
( ̄▽ ̄)
しかも合格だけはしたい、と言う…。
要は楽して合格したい。
誰でもいっしょですよね。
でも、そういう「学生を合格させる」とか「成績上げる」「出席率上げる」が教師の仕事に入ってくるのでしんどいんですわ。
で、仕事が苦痛になっちゃうんですわ。
すると、もともと「好き」だったのに、ただ授業と添削だけだったら楽しいのに、
正社員で働くとしんどい仕事に取り組まないといけなくなって、
で、結局「好き」でなくなるんです…。
イチローさんは、この「成果」を人の期待以上に上げられる&上げられたから、ほんと楽しかったんでしょうね。
つまり「好き」を仕事にした場合、やはり才能も努力もそれなりにないと…。
ワタクシのような凡人が、それも子育てしながらその域には…
達することができない&できなかったなあ。
だから「イヤ」になっちゃったのかな。
いろいろ考えちゃいます…。
猫は猫のままで美しいし
すてきだし
いるだけで心の癒しになる。
本当は人間も
仕事で成果なんかあげなくたって、とにかく何かの仕事をしてるだけで
みんな、喜んでくれませんかね…?
客の側に立つと、日本のシステムっていいんですよね。
それに合わせてお金を受け取る側は努力をする。
また、客から一銭でも多く売り上げを上げようとすると、
それって血反吐(ちへど)吐くような戦いになる。
ワタクシの業界で言えば、合格者を一人でも多く出そうとすると、
さしてやる気のない学生のモチベーションをいかに上げるかとかいう戦いになる。
面白さもないとは言わんよ。
工夫してモチベーション上げられたら「やった!」って思うから。
でもね、やっぱワタクシは大したことのない教師なんだと思う。
できんもんはできない。
辛いですわ。
とりあえず踊る。
お後がよろしいようで。
仔羊おばさん