日本語の先生になるには
1.大学の主専攻・副専攻で所定の単位を取る
2.日本語教師養成講座で420時間の履修・終了
(ただし、大卒)
3.日本語教育能力検定合格
の3本柱があります。
ワタクシは上記2及び3を取得しています。
ちょっと余談ですが、日本語教育能力検定は、第一回の試験合格、すなわち
第一期合格
です!
エッヘン。
今、ワタクシの学校に応募してくる教員の大部分は2の資格で来られてます。
履修と終了だけでいいなんて、ほんとハードルが低いと思います。
でも、この仕事は、給料が低い割には人を選ぶ、というか
だれでもできそうでいて、実はそうでもない仕事です。
また、結構激務なので、今ワタクシの職場の新人であるスギゾーさん(仮称)は辞めかけています。
「ものすごくしんどいのに割に合わない」と言っています。
彼は50代にさしかかったところの方で、ワタクシの目から見て日本語教師よりもっとしんどいんじゃないの?と思う飲食業をされていた方です。
「だから入社前にあんなに話したじゃないですかー」と言い返しました。
こんなことは想定していたので、実際、2時間ぐらい時間をかけて話をしていたのですが、いざ始めてみたら、大変な激務だったというのです。
それでもスギゾーさんは授業は週2回で正社員として保険付きで宿題やテストのチェックも勤務時間内にしているわけだから、非常勤講師よりずいぶん経済的に恵まれているはずなのですが…。
ともかく、今は人手不足なので、大抵どこでも雇ってはもらえると思いますが、続くかどうか、あるいは自分自身が「続けたい」と思うかどうかは未知数の仕事です。
資格がいる上に、かなりな負担のある仕事、それが日本語教師と言えそうです。
それもマリーさんがうちの職場を去ろうとしていることの背景ではないかと思う。
仔羊おばさん