50~60代女性の転職 from55life

長年のワーキングマザー経験から綴る今

トシさん(仮称)その後ー青い鳥、追いかける?追いかけない?-

さて、我が職場のヨシキさん(仮称)はここんとこ消息なし。

で、次の後釜が決まった、と聞いたのできっとこのままフェードアウト。

 

スギゾーさん(仮称)は、その後話をしていないので彼の「1年で辞めます」決意がどうなったかは確認できていない。

でも、専任だし、三年は勤めないと次の仕事をするにも有利には働かないかな、というのがワタクシの正直に思うところ。

非常勤って、結局とにかく安く使われるし、学生減ったら切られるし。

ワタクシはあんまりオススメしない。

 

辞表を出したマイケル(仮称)も、その後どうなったか聞かない。

正直、あんまり聞く気もない。

続けるーとしたら、無理やりの説得に応じてのことだから、どうせ長くは続かない。

続けず帰国ーやっぱりな。続かんかったな。で終わり。むなしいし、なんてっても

 

こんな離職率の高い会社にいて、ほんまにええんやろか?

 

とワタクシ自身自問自答してしまうに決まっている。

それが怖い。だから結果を聞く気になれない。

 

3年以上勤めた方が何かといいだろう、というのは、ワタクシ自身にも言えることで、

そんなにぱっぱと転職する人は、次の職場に行っても

青い鳥を追いかけて何やってんの?

ってなりますやんか?

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トシさん(仮称)もそうなんですよね。

でも、今のところ、彼の「辞める辞める病」は収まってきたように思います。

もちろん、彼の「本当の自分はこれじゃない」は消えないだろうし、

(彼はもとは「ライター」と言うのですかね?取材してモノを書いてきた人間)

それを持ってることは別に悪くもない。

でも、実際、今トシさんの「できること」はそんなに多くない。

うちの学校にいるから重宝されているし、

意見も尊重されるし、

引き留めてももらえる。

 

けど、マンモス校とか名門校に行ってしまったら、そんな待遇は望めない。

実際、トシさんはその「名門校」を辞めて我が職場に来ている。

辞めた経緯は聞いていないが、うちの職場が正社員として雇ったからだと思う。

 

そうだ。

50代も後半にさしかかって、さほどの年収ももらっていない者は

(「人材」ではないのだから)

正社員として雇ってもらえて、ボーナス出れば「御の字(おんのじ)」なのだ。

 

そのあたり、わかっていないと痛い目をみる。

 

それはワタクシにも言える。

 

青い鳥は素敵だ💛

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私だって追いかけたい気持ちはある。

けど、50代は慎重に行ったほうがいいと私は思う。

トシさん以外にも、この業界にいると「青い鳥追いかけ症候群」の方によく会う。

優秀で、学歴も高くTOEICの点数も高く、他の言語もできて、仕事のキャリアも立派な方が、食べてもいけない日本語非常勤講師に応募してこられる。

 

こっちの水は苦いぞ!

( ̄д ̄)

 イットク

 

仔羊おばさん