今週のお題「おとうさん」
ワタクシの父はもう6年前に他界した。
思えば、父が亡くなったその瞬間も、私は仕事をしていた。月曜日の午後だった。
小企業の社長で、わがままでワンマン、きっと従業員さんは最後まで煙たくて嫌な存在だったんじゃないかな。
6月3日が命日。
今日、私は半日仕事だったんだけど、そこで見かけたアジサイ。
父は若い時はかなり嫌な父で、高圧的でワタクシは何度も何度もぶつかった。
父とうまくやっていくことは私には無理だった。
今私には煙たい上司がいる。
今年、ちょっとやらかしたことがあって。
職場にはセキュリティーが入っているのだが、それを忘れて入館し、〇コムが鳴ったため、ワタクシはえらい怒られた。
年下の部下にも結構なじられた。
まあ、なんやかんや、辛いことは起きてくる。
そんな時、いつも思う。
「お父ちゃん、あたしはお父ちゃんの娘やで。こんなことで負けへんで!」
〇コムが鳴った件だって、お父ちゃんやったらきっと
「お前らが中に入れる状況、作っとったんやないか。人のせいにするんか」って相手にケンカ売ったやろうな。
私は「踏む」ほうじゃなく「踏まれる」ばっかりの人生でいじけてるから、悔しいくせに口では「すみません…」としか言えない。
でも、最後には心の底から湧き上がってくる。
「私は、負けへんで!」
(; ・`д・´)
なんでこれが出てくるかって考えたら、それはやっぱり
理不尽なくらい強く生きた父に育てられたから。
仔羊おばさん