50~60代女性の転職 from55life

長年のワーキングマザー経験から綴る今

はしかの思い出


news.livedoor.com

ワタクシの生活圏である、あべのハルカスではしかが発生。

ワタクシは小さい時にはしかにかかっているので、その思い出などを今日は書きたいと思います。

 

はしかの思い出

2歳?ぐらいだったと思います。3歳だったかな?

まず、弟がはしかにかかりました。

でも、はしかって高熱が出るんですけど、熱が下がって発疹が出てはしめて「あーこれがはしかだったんだ」ってわかる病気だったんですね。

そういえば、「医者に行った」という記憶もないので、当時は風邪とかだと家で治してたんだと今にして思います。

ともかく、弟の病状が一段落して、今度は私が熱を出しました。

母がひたすら頭を冷やしてくれた。きっと一晩ほとんど寝てないと思う。

はしかのしんどさ。

これまでにかかった病気の中で、そのしんどさは「しんどさトップ2」に入ります。

もう一つはインフルですね。

自分でも、2日目くらいには力が入らんというか、我ながらぐったりしたのを覚えています。

ものが食べられたかどうか、飲めたのかどうか、記憶にはありません。

自分の中で「暗黒の夜」みたいのが過ぎて、熱が下がった時、「自分がようやく戻ってきた」という感覚がすっごくしました。

その時に発疹が出て、あーはしかだったんだ、と…。

近所のおばちゃんが我が家に来て、母が

「この子もはしかやってん。見て」と、私の背中をおばちゃんに見せました。そこに発疹が広がってたんですね。

子供心に「あーはしかやったんやー。弟のが移ってたんやー」と思いました。

よくなって、すっごくほっとしたのも覚えています。

「あーしんどかったー」ってカンジでした。

その時来ていたおばちゃんの情報で、近所中にはしかが流行っていること、死んだ子もいるらしいことがわかりました。

「あー死ぬ子もいるくらいの病気やったんや」と、妙に深い納得がありました。

それくらい、実際にしんどい病気でした。

そう。

はしかは重い病気

なのです。

あれに比べたら、水ぼうそうもおたふくかぜも余裕、余裕。

とにかく、はしかにはかからないほうがいい。

 

子どもの予防接種

自分の子供が予防接種を受けるような年齢になって、何よりもはしかの予防接種は大事だと思ってましたんで、かならず受けさせようと心に誓ってました。

ところがところが。

発熱してから1か月あけて

ってのが予防接種の原則なんですね。

ところが、子供の熱を出すこと、熱を出すこと。

毎月のように熱を出すのです。

1か月ってあんた…

そんなん待ってたら、永遠に予防接種打たれへんやん!

と、あせりました。小児科のお医者さんに子供が熱出した時診せに行ってお医者さんに相談しました。

はしかの予防接種受けさせたいんですけど、こんなにしょっちゅう熱出してたら…

って。

するとお医者さんは、「はしかって言ってもね、心臓が悪いとかでなければそう心配しなくてもいいんですよ」って慰めてくれました。

結構かーっと頭に来てた私の肩の荷がするするっと下りた気がしました。

あーそうや。そういや、私もはしかにかかったけど、こうして生きてる。

焦ることないか。

まもなく、半年もしないうちに、熱が出てから1か月くらいの時に、無事に予防接種をさせることができました。

ほっ。

 

下の子の時は、全然大丈夫でした。そうしょっちゅう熱も出さなかったので。

下の子を育ててはじめて、こんな熱を出さない子も世の中にあるんや。

と思いましたね。

 

ともかく、はしか感染が広がらないことを願います。

やはり、重い病気です。

医者も言っていたように、何か体の疾患を抱えている子も世の中にはいます。

広がらないことだけを祈ります。

f:id:from55life:20190214001259j:plain

梅が咲いていた。

 

仔羊おばさん