先日、同窓会である友人が、この写真の話をみんなにしていた。
「これ、みんなに言わなあかんと思ってん!」
右側の写真です。
池上彰さんがテレビ番組で紹介していたものです。
左側の方がローマ法王で、右の写真を新年かなにかの時に配って「反戦」を訴えておられたそうです。
右の写真は第二次世界大戦で、亡くなった弟を火葬するべく、その火葬場の列に並ぶ男の子の表情をとらえたもの。
私も、そのテレビ番組を見ていて、胸がふさがる思いがしました。
私も、人の子の親として、涙を禁じえませんでした。
人それぞれ、仕事に対する思い入れがあるでしょう。
ワタクシこと仔羊も、なんで日本語教師を「安い」とか「しんどい」とか言いながら続けてるのかというと、
留学生は世界に平和をもたらす存在だと信じている
からだ。
私は、自分の仕事を、平和に貢献できる仕事だと思っているのです。
これ、この業種を続ける原動力になってます。
同窓会で友人にこの写真を見せてもらって、また思いを新たにしました。
現実には、そりゃね。
授業中に寝てるだとか(それも熟睡)。
宿題やってこんとか。
なんぼやっても成績伸びんとか。
わがまま放題。
むき出しの留学生の姿って、そうそう褒められたもんじゃない。
私の日常は、そんな学生たちとの格闘の連続で、決して「世界平和に…」みたいな理想を日々感じているわけではない。
けど。
やっぱりどこかに
平和につながる
そんな仕事だと、私は思っている。
仔羊おばさん