大抵、どの職場にも「適齢期」の同僚がいた。
私自身が「適齢期」の時代もあった!!!!!!!! ←強調したい。
私が結婚したのは32歳くらいだったから、そう早い結婚ではない。
あの頃は「結婚まだなの」的な話題が職場で出ても、別に普通のことであった。
今は、なんか気を使う。
結婚している女性に向かって「子供はまだ?」的なことも言いかねる。
7.8年前、同僚の男性(30代後半くらいだったのかな?最近は、年齢を聞くのも気がひける)が婚活をしていた。
なかなかデートにもこぎつけないし、こぎつけても次のステップに進まないようだった。その時、その男性同僚に話を聞いていて、つくづく思ったことは、ネット社会の現在、本当に男女が恋愛に突入したり、結婚したりということは、昔よりハードルが上がっていることだった。
まあ、実際のところは以前とそう変わるわけではないとワタクシは思いますが…。
ともかく、電話番号や住所を気軽に人に教える時代でなくなった。
もしも私自身、娘がいたら、きっとかなり「気をつけろ」って言うだろう。
後、職場で「結婚」「出産」について話題にしないのは確かにいい面もある。そんな個人的なことに他人がずかずか入り込んで「早く結婚しろ」だの「さっさと産め」だの、おせっかいにもほどがある。
重圧にもなる。
人によっては、悩みを抱いているのに、傷ついてしまうこともあるだろう。
けどなあ。
きっと昔はその「余計なおせっかい」で出会ったケースもあったし、重圧のおかげて子供が生まれてた、という側面もあったのではないかと思う。
中には、追い込まれないとそこに向かっていけないという人もいるし。
私自身が若い頃、「そんな余計なおせっかいのない世の中だったらいいのになあ」と思っていた。今、そんな世の中が実現しているけど、そうなると職場で話す話題もなんか、限られてしまって、窮屈なんだよなー。
はあ。
うまくいかんなあ。
仔羊おばさん