もはや先週の金曜日の出来事です。
夏休みの最終日に私がやったことを今日は書きたいと思います。
朝、家に帰省してきていた息子が暇そうでした。なんか付き合ってほしそうだったので、慌ててなんかやってないかなと調べ、
大阪城の櫓(やぐら) 内部特別公開 | OSAKA-INFO
に行くことにしました。
大阪で生まれ、大阪で育った私にとって、大阪城は:
幼稚園で行き
小学校で行き
高校、大学時代もなんやかんやで行き、
日本語教師になってからは学生連れて
上海から夫の家族が来たら、その時も連れて行って
みたいな場所です。
それでもまだ梅見物には行ってない…(梅園も有名なんで)んですけど。
櫓は、NHKなどがある、谷町四丁目(ってても、大阪の人以外わかりませんよね、すみません)の方から行くと見学しやすい位置にあります。大阪城の西側に櫓(やぐら)があるんです。その普段公開してない櫓が見られるというのです。
大阪城の見学のチケットと合わせて大人1200円。櫓の見学だけだと700円です。
ボランティアの方が、親切に解説してくださって、とても興味深く見学できました。
子供の時とか、若い時には、石垣見ても櫓を見ても、大きい感動はなかったんですが、今は「働く」ことの意味がわかってきたからなのか、こんな石、どうやって積んでったんやろうかとか、建物内部の巨大な梁(はり)を見て、作った人たちに思いをはせたりとかします。
こういう時、建築業など「モノを作る」仕事は残るもんがあっていいなあ、とうらやましくなります。
こんな石も電気を使った機械なしに積んでいったのだと思うと、人力の偉大さに心を打たれます。石もきれいに切られてるし。丁寧ですよね。
ここは火薬庫として使っていたところだったんですって。
大阪城は外国人観光客満載ですよ!
今の大阪城は3代目。
中の展示もとても良いのですが、連れがいるとゆっくり見られないので、ひとりで行って、2時間でも3時間でも粘ったほうが満足できそうです。
私が小さい時は、中の展示も今ほど充実してなかったですからねー。
今は、音声ガイドもあるし、展示にも工夫があります。お勧めです。
ぜひ、大阪にお寄りの節は歴史の勉強を兼ねて、大阪城にいらしてください!
天守閣から。遠くに小さく、でも一番高く見えているのが「あべのハルカス」です。
帰りに、息子に大阪城に来た時の思い出話をしました。
なんかなー。幼稚園の時に遠足で来て、覚えてるのが、なんか芝生みたいなとこがあって、それがちょうど坂になっててなー。そこを上から下まで寝っ転がった姿勢で「芋虫さんごろごろー」かなんか言いながら、転げて下りた覚えがあるわー。みんなでそうやって何回も何回も転げて下りて遊んだ記憶があるねんなー。
と言ったら、
「いかにも昭和なやりかたやな。今やったら問題なんで(になるよ)」との返答でした。
そーかなー。
と返事しました。子供の遊びに昔も今もないように思いますが。
たしかに、地べたを転げる遊びは汚いっちゃー汚い。
でも、大阪城のまわりに、私の記憶に残ってるような「坂」って今見るとないんですよね。あれって、大阪城じゃなかったのかな?
また仕事の日々が始まります。
仔羊おばさん