50~60代女性の転職 from55life

長年のワーキングマザー経験から綴る今

転職して1年と3か月主任になった⑪ 地獄を見た

 先月、主任を引き受けることになってから、異様な忙しさに襲われております。

 今回は、ちょっと力を入れて、なんで仕事で地獄を見てしまうのか、私の例でつづってみたいと思います。

 

なんで、今仔羊が地獄を見てしまっているのか。書き出してみる。

今の地獄の要因

 1.学生の進学指導の本格的シーズンが始まった。

 2.わが校の初めての卒業生(第一期生の卒業)の授業プログラムを考えねばならない。産みの苦しみ。

 3.今のクラスの授業の準備。受け持ち授業コマ数が職務の割に多い。

 4.10月からの教員が足りない。採用しないといけない。採用が決まってる先生も即戦力とは言い難いので、研修が必要。

 5.学校と行っても、運営母体との連携が必要だから、会議とかがある。

 6.部下もそう実力があるわけではない。けど、私自身が部下をどう育てたらいいのかよくわからない。

 7.受け持ちクラスの学生の課題(提出物)でしんどいやつを私が一手に引き受けている。

 上記すべてにイムリミットがあり、それが一つ一つ細かい。

 

 仕事をやって、今、2回目の地獄を見ている。

 私に限って言えば、職種によって何を「地獄」とみるかが異なるし、地獄に陥る率も異なっている。

 

 まず、私の職歴を言うと、「販売」「通販」「貿易担当」「日本語教師」があるのだが、「販売」「通販」「貿易担当」では地獄に陥ることはなかった。

 この3つで忙しい時、というのは「売り上げが上がる」を意味する。例えば販売だったら、レジに一旦入ったら、お客が並んでいるので抜けられない、とか。食事の時間がないとか。

 通販でも、注文の電話が鳴りやまないとか。

 けど、そういうのはすごく達成感があるので、私は疲れないしストレスにならない。

 いまだに、百貨店とかに行って、レジにお客が並んでいたら「ああここでレジ打ちたい」と思う。あの快感はいいよー (^◇^)

 逆に、閑古鳥が鳴いているときは結構ストレスになる。(T_T)

 そういう職種では、私は地獄を見たことがない。

 

 

「販売」「通販」で地獄を見なかった要因

要因1、持ち帰りの仕事がほぼない。

 これ、ほんとうに大きい要因なので文字も大きいのです。

要因2.私自身が本当に向いている職種ではないため、頼られたり、主導的に動くことがなかった。

 リーダーシップをとるポジションに自分がいくことがなかった。

 ひたすら「コマ」として頑張っていればよかった。

 

日本語教師で地獄を見てしまった要因

要因1.頼られる。

 ほかにやる人がいなかったりして、絶対にできない二人分の業務をふられてしまう。

要因2.恒常的に持ち帰りの仕事がある。そして、それが評価されることがない。

 持ち帰りの仕事のない教員なんて、ほぼいませんよね…。職種的なもんです。

 

 前職で地獄を見たのも、今回の地獄も上の

「要因1」にてスタート!

って感じです。(; ・`д・´) 

 前職の時は約100~150人くらいの学生の進学担当統括と、急に上級教務担当が辞めるから、その業務を引き受けよ、というので「ブース」と呼ばれてた小部屋に学科長、主任に呼ばれた。やれる先生はどこをどう見まわしても私しかいなかったので、私が首を縦に振るまでその部屋で缶詰。どうせやりおおせないほどの仕事だから、当然私は首を縦にふれない。

 あの頃、子供は中学生くらいやったかなー。上は高校生やったかもー。

 何分そこにいたかわからないけど、「私がやりました」って罪を認めないと取調室から出られない、冤罪被害者の気持ち。その気持ちをその時、味わいました。

 でも、その部屋にいる、その時間ももったいないくらい進学の仕事だけでイッパイイッパイでした。

 結局首を縦に振り(でないとブースから出られない)、地獄に突入しました。

 

 今回は、業務量からすると当時の3分の1くらいですから進学+主任、といっても量自体はそうでもない。

 けど、やっぱ「要因1」の2コ業務兼任、は共通ですね…。

 まあ地獄といっても、先週今週がんばればなんとかなりそうです。

 あと、夏休みはまた持ち帰り仕事ですねー。

 完成度低い分析ではありますが、皆さまはいかがですか?

 できそうもない仕事量の分担、受け持っている方もきっと多いのでは?

f:id:from55life:20180805083233j:plain

 こんなに若くてきれいだったら、助けてくれる人もいっぱいいそう。

 

 頼られてるのは喜ぶべきことなんでしょうけど。

 

 人徳、ないんやろうな。

 

 人徳があればなー。もっとみんな助けてくれるかな?

 

 仔羊おばさん