これは昨年、上野公園で撮った桜の花の写真です。
私の転職は、非正規雇用から正規雇用への変化であったのですが、その一方で上場企業から非上場企業への転職でもありました。
学校規模も五分の一くらい。
場所も、都会のど真ん中から場末の街へ。
校舎は、もともと予備校だったビルから、福祉施設の一角、みたいなとこへ。
学校の歴史は50年くらいあるとこから、新設校へ。
長年勤めたところからの転職で、そこそこ不安も感じました。
あーこれでよかったんかなあー
なんであたし、こんなとこにおんのかなー
(「なんでこんなとこにおんのかなー」はいまだに度々感じる。( ´艸`)フッ)
ちょうど去年の今頃に転職して、出勤ルートも変わると、あっちこっちで桜の花を見かけました。それまですごく近くを通っていたのに気づかなかった多くの桜の木々たち。
桜は、わたしのために咲いてる
と、感じました。
そして、実際、
桜は、わたしのために咲いていた
と思います。
子供が上野の近くに住んでいたので、去年上京した折に上野公園の桜の花を、多くの観光客とともに眺めました。それが、上の写真です。
桜を見るといつも、亡くなった父は最後の桜をどんな思いで眺めたんだろうか…という思いにかられます。その年に自分が亡くなるとは思ってなかったと思うけど、でも晩年は桜が咲くたび、「もしかしたらこれが最後…」と思ってたはずだから。
父が亡くなって以来、桜はちょっと涙を誘う花になりました。
だけど今年も、
桜はわたしのために咲く
と思ってます。
仔羊