50~60代女性の転職 from55life

長年のワーキングマザー経験から綴る今

一人ぼっちの君へ

 55歳から、56歳になりました。

 一人ぼっちか?

 一人ぼっちでないか?

 

 糖尿病なので、ふだんかなりカロリーを意識した食生活をしており、めったにケーキとか食べません。知ってる人で糖尿病の人とかいないので、毎食のカロリー制限とか、必要な運動とか、闘病という点で日々一人ぼっちです。

 今日は、(結婚以来初めてらしい)夫が誕生ケーキを買ってきてくれまして、抹茶のケーキを食べました。久しぶりのせいか、まーほんまにおいしかったですわ!

 あかんわ、カロリーオーバーや。でも、おいしいものはおいしい。

 もしかして、こんなおいしいケーキは初めてかもしれません。

 ケーキを買ってくれた人がいる。一人ぼっちではありませんね。

 

 今は、生まれて初めて「仲間外れ」というのを体験しています。

 いやーまさか、この年でこれを味わうと予想してなかったので、辛いは辛いです。

 あー自分一人やなーって感じると、胸がぐぐーと締め付けられるというか、重さを感じるというか。仲間はずれにされた学生の気持ちを体験…。あかん、心臓に気をつけんと。実際、体に悪い。血糖値も血圧も脈拍もあがりそうです。

 …ひとりぼっちです。

 

 ただ、年とってよかったなって思うのは、じゃあ、誰にSOSを出したらいいとかが、若い頃よりは見えているし、考えることもできることです。誰が言ったか、

亀の甲より年の功

 なわけだ。はは!

 

 誰かを仲間外れにするような行為は、必ず誰かが見ているし、心の中で「なんとかしてあげたい」「なにかしないと」と思っているものです…よ?

 確かにこの人生を生きるのは自分だから、道なき道を自分で作っていくわけで、そういう意味で人は一人なんだと思う。

 

 でもなあ、私は「神の見えざる手」は人を守っていると思うし、私がいつもそう思っているように、困っている人悩んでいる人の力になりたい人もいる。

 

 さあ行くぞ、56歳!