50~60代女性の転職 from55life

長年のワーキングマザー経験から綴る今

「雇止め」って!

 つい今しがた見たテレビのコマーシャルのキャッチコピー

私は弱い

けど強い

 私もそう。私もそう。

 私は強い人間じゃない。落ち込むへこむ、失敗する。

 胸がふさぎます。もう50代も半ばになって、この情けなさ。

 でもなあ。

 笑って暮らそう。

 笑顔で過ごそうと思う。

 それこそ、テレビとか新聞とか見ていたら、どれほど立場の弱い人が泣きながら戦っていることか。

 特に昨今は契約社員などの「雇止め」が多いらしい。

 そういうの聞くと、私なんかは憤りがめらめら沸いてきたりします。厳しい人は、そんな仕事に就くからそういう目に遭うんだ、とか言うかもしれませんが、何の因果か、ともかくもそういう仕事で生きてる人も実際いるし、それが100%その人の自己責任かというと、必ずしもそうは言いきれませんよね。

 まして日本は長時間労働が問題になっている国なんだから、家族の面倒をみる、要介護の家族がいる、とかで正規は難しい人もいるはずです。

 それってその人の努力不足とは言えない。

 そういう人が、無期雇用への転換はしたくないから、という経営側の理由で切られてしまうのは、一体どういうことなんでしょう?

 ほんとは、非正規を無期雇用に転換させたいから、その法律を作ったはず。

 もちろん経営側も、青色吐息でやってるところもあるんでしょうけど、そうじゃなければ、法の意図に反して「雇止め」を出す企業には税金ごっそりかけてやれ!罰金でもいい!などと、私なんかは思うわけです。

 そんな見方は狭いぞーって言われるかもしれない。経営には経営の難しさもあるから。

 でも、ずーっと一兵卒の身分でここまできたんだもの。

 平社員でスタートして、紆余曲折あって非正規の仕事に就いて、長年過ごしてやっと「平社員に返り咲いた」身としては、やっぱ非正規の方々の痛みを思わずにはいられません。

 

 私は今、職場で孤立して本当にふさぎ込んでおりますが、それでも

笑って生きよう

 と思っております。雲の上にある太陽を感じたい…

てへ!