50~60代女性の転職 from55life

長年のワーキングマザー経験から綴る今

理想と現実は確かに違うけどね

先日、同窓会である友人が、この写真の話をみんなにしていた。

「これ、みんなに言わなあかんと思ってん!」

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右側の写真です。

池上彰さんがテレビ番組で紹介していたものです。

左側の方がローマ法王で、右の写真を新年かなにかの時に配って「反戦」を訴えておられたそうです。

右の写真は第二次世界大戦で、亡くなった弟を火葬するべく、その火葬場の列に並ぶ男の子の表情をとらえたもの。

 

私も、そのテレビ番組を見ていて、胸がふさがる思いがしました。

私も、人の子の親として、涙を禁じえませんでした。

 

人それぞれ、仕事に対する思い入れがあるでしょう。

ワタクシこと仔羊も、なんで日本語教師を「安い」とか「しんどい」とか言いながら続けてるのかというと、

留学生は世界に平和をもたらす存在だと信じている

からだ。

私は、自分の仕事を、平和に貢献できる仕事だと思っているのです。

これ、この業種を続ける原動力になってます。

同窓会で友人にこの写真を見せてもらって、また思いを新たにしました。

現実には、そりゃね。

授業中に寝てるだとか(それも熟睡)。

スマホでゲームしてたからスマホ没収とか。

宿題やってこんとか。

なんぼやっても成績伸びんとか。

わがまま放題。

むき出しの留学生の姿って、そうそう褒められたもんじゃない。

私の日常は、そんな学生たちとの格闘の連続で、決して「世界平和に…」みたいな理想を日々感じているわけではない。

けど。

やっぱりどこかに

平和につながる

そんな仕事だと、私は思っている。

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仔羊おばさん